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UPDATE|2022/01/15

平成最後の清純派・徳江かな、“グラビアアイドル”が好きになった瞬間「人生が変わった感じがした」

徳江かな 撮影/荻原大志



──実際にグラビアのお仕事を始めて、好きになった瞬間はいつですか?

徳江 撮影しているときから楽しいなとは感じていたんですけど、やっぱり初めて撮りおろしていただいた作品が世に出た瞬間ですかね。

──1stDVD『初恋Days』はAmazonとDMMのDVDランキングで1位を獲得するなど絶好の滑り出しでしたね。

徳江 でも当時は「何でだろう?」っていう気持ちが大きかったです。グラビアを始めても知名度が急激に上がることはないだろうと思っていたので、フォロワーさんが一気に増えてもただただ困惑というか。うれしいというよりもどうしてだろう、という気持ちが強くて。ランキング1位ももちろんうれしかったですけど、そんなものだと思っていたんです。あまりグラビアのことを知らずに始めてしまったので、1位をとれることはすごいことなんだっていうのはファンの方からいただく声で徐々に感じたことでした。

──1位がグラビアアイドルとしての自信になったわけじゃないんですね。

徳江 そうですね。でも1位をきっかけにファンの方が増え、撮りおろしのお仕事をいただけたりと、一気に人生が変わった感じはしました。

──逆に壁にぶち当たった瞬間はありますか?

徳江 今はグラビアを始めて4年目なんですけど、3年目のときに一つの区切りを感じてしまって。その時期はDVDのリリースもいったん止めて、「女優になりたくて芸能界に入って、今はグラビアも楽しいけど、結局自分はこれから何がしたいんだろう?」と改めて考えましたね。もちろんコロナ禍でイベントが減ったり、開催できてもファンの方はいつもより少なかったりしたのも大きかったと思います。

──考えこみ、それでもやっぱりグラビアを続けようと思ったのはどうしてなんでしょう?

徳江 うーん、そんな考えていてもしょうがないかなって(笑)。まだ23歳ですし、突っ走るしかないかなってポジティブな気持ちになったんですね。

──中学生から芸能活動をしていて、辞めたいなと思う瞬間はなかったんですか?

徳江 何度かありますね。大量のレポート課題と舞台の稽古期間が重なるとか、出席日数がヤバすぎて舞台の本番終わりにダッシュで学校に行くとか……学業との両立はかなり大変で、いったん波が落ち着いたときに疲れたなってなっちゃったんですよね。

──そこを乗り越えたのはどうしてですか?

徳江 大学に進学する気はなかったので、高校を卒業して自分に何が残るんだろう、って考えたときに、辞めちゃだめだなって思ったんです。

CREDIT

撮影/荻原大志


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