──そこからアイドルになるべくオーディションを受けた、と。新居 そうです。地元で一番仲のいい子が「歩美、これ受けてみたら?」と勧めてくれたのが前の事務所のオーディションでした。それまでオーディションなんて受けたことがなかったので、「今の私だったら何次審査まで行くんだろう?」と実力試しのつもりだったんですけど、いざ受けてみると取り返しのつかないところまで進んじゃいましたね。オーディションが進むにつれて本格的に「アイドルになりたい」という気持ちが芽生えていました。あと、高校の留年が決まりかけていたんですけど、アイドルになって東京の学校に転校すれば時空のゆがみで進級できるという話も聞いたので、絶対に東京でアイドルになりたいと思いました(笑)。
──そして見事オーディションに合格しアイドル活動を開始し、今年9月で4年目に突入。生まれ変われた感覚はありますか?新居 はい! 最近では「あゆちが生きがいです!」と言ってくれる方もいるんです。私と同じように学校に行けない子にとって自分が救いになれているんだと思うと、アイドルとして生きられてうれしいです! ただ、上京してきた以上「もっと売れなきゃ」という感情も強いですね。
──「売れたい」と思うのはなぜですか?新居 アイドルになってやっと新居歩美の人生の本番が始まったと思っているんですけど、いつかアイドルを引退しちゃったら、もうこの幸せを味わえなくなっちゃうじゃないですか。だからこそ限られたこの期間で結果を残して、できる限りいいアイドル人生にしなきゃって思っています。あと、すごく応援してくれている家族への親孝行という気持ちもあります。
──アイドルを引退する日がいつか来ることを念頭に置いて活動をされている、と。新居 そうですね。でも私を含めメンバーみんな、ドマレコが最後のグループだと決めています。ドマレコをステップアップの場所にするんじゃなくて、ドマレコで売れたいと思っています!
【後編はこちら】新居歩美、「本気になればなるほどつらい職業」アイドルという“生き様”▼新居歩美
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