「(私には)女の子のファンが多いです。今でも『プデュを見て好きになりました』という方がいらっしゃいます。私自身、プデュを受けてよかったと思っています。ダンスが上手になったと褒められるようになりましたし、アイドルの映像を見て研究するようになったきっかけを作ってくれました」
そう話す口調もサバサバしていた。聞けば、重度のせっかちだという。
「私、人が説明してくれているのに、その途中で『はーい、分かりました』って遮っちゃうんです(笑)。自分がマイペースなので、そのペースを乱されるのが嫌なんだと思います」
それなのに嫌いにはなれない。人を惹きつける力がある。だから、センターに立つ運を引き寄せた。
「将来は(元NMB48の)吉田朱里さんみたいになりたいです。アイドルもできるし、美容系のYouTubeで人気になられたじゃないですか。男性のファンの方も大事ですけど、女の子のファンの方をAKB48に取り込んでいける存在になれたらいいですね」
そのためインスタの写真には徹底的にこだわる。
「写真は何枚も撮ります。インスタ用の高いカメラも買いました。TikTokでも、あることを計画しています。今のフォロワー数は10万人ちょっとですけど、50万人にまで伸ばしたいです」
気がつけば好きになっている。それが千葉恵里だ。この原稿を読んでいるあなたももう沼の入口に立っているのかもしれない。
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