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UPDATE|2022/05/18

「なりたい自分になるために」AKB48新センター本田仁美が韓国で学んだこと

AKB48 本田仁美 撮影/武田敏将

AKB48の新シングル『元カレです』(5月18日発売)で、新センターに抜擢された本田仁美。2021年、IZ*ONEとしての活動が終了しAKB48での活動を再開。グループに新たなる新風を吹き込んだ。チーム8の栃木県代表としてデビューしてから8年、夢のセンターに立った今、どんな景色が見えているのか。

【写真】AKB48『元カレです』で新センターに抜擢された本田仁美の撮り下ろしカット【7点】

AKB48の選抜メンバーの間で“本田警察”という言葉が流行している。本田仁美のダンスへの厳しさを表現しているフレーズだ。

本田は振り付けを揃えることにかけては、とにかく厳しい。揃っていなければ、先輩だろうが容赦なく、「柏木(由紀)さん、ここ揃えてください」と指摘する。全体で踊った動画をコマ送りにして、手の角度、体の向き、足の幅などを次々にチェックするのだ。こういったことは過去のAKB48においてはあまり行われていなかった。個性が重視されていたからだ。

そんな本田が、今月18日に発売されるAKB48のシングル『元カレです』のセンターに立つことになった。

本田「センターだと知った時はとても嬉しかったです。でも、悔しがっているメンバーもいるはずだから、リアクションが薄くなってしまいました(笑)」

そもそも本田はセンターに立てるような存在ではなかった。加入したのは8年前のこと。2014年4月、チーム8の栃木県代表メンバーに選出された。チーム8とは、各都道府県から1名が選ばれて結成されたチームのことだが、そのチーム8でもなかなか存在感を発揮できずにいた。

本田「あの頃は、選抜は雲の上の存在だと思っていました。でも、チーム8の何人かが選抜入りしていく姿を見て、夢だけじゃ終われないなと思って。絶対選抜に入って、センターに立ちたいという思いが芽生えました。でも、どう頑張ればいいか分からなくて。選抜入りしたメンバーと自分を比べてしまって、卒業を考えたこともありました」

本田が選抜入りできたのは、AKB48に加入して4年半後のこと。『NO WAY MAN』だった。しかし、選抜メンバーとしての活動をほとんどすることなく、韓国へと渡る。その数か月前、日韓合同のオーディション番組で、グローバルグループ「IZ*ONE」のメンバーに選出され、日本を離れることになったからだ。

AUTHOR

犬飼 華


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