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UPDATE|2022/08/27

HKT48から女優へ、神志那結衣がアイドル人生を語る「これが私の思い描いていた卒業の形」

HKT48 神志那結衣 (C)Mercury


「ひとつだけ1期生と2期生でもう一度、日本武道館のステージに立ちたいねって言っていたんですけど(1期生と2期生はファーストコンサートを日本武道館で開催している)、それだけは間に合いませんでした。まぁ、そこはもう今後のHKT48に夢を託します! このあいだ、6期生が入ってきたじゃないですか? その中の北川陽彩ちゃんが『一緒に写真を撮ってください』って言ってくれたんですよ。

陽彩ちゃんはHKT48に入る前から私のことを推していたみたいで、写真会にも来るつもりだったらしんですけど、HKT48のオーディションを受けることが決まっていたのでやめちゃったらしくて。その子がオーディションに合格して、メンバーになって、ステージ裏で一緒に写真を撮ってほしいって言ってくるなんて、なんかドラマティックじゃないですか? これからもがんばっていってほしいですね」

ここまでのインタビューを読んでいただければわかるように、卒業後、神志那結衣は演劇の道を目指す。といっても漠然とした目標ではない。すでに10月6日から東京「劇」小劇場にて上演される舞台『へなちょこヴィーナス』への出演が決まっている。つまり卒業公演を終えたら、すぐに舞台の稽古がはじまり、10月の声を聞いたらもう女優としての仕事がスタートするわけだ。

「これが私の思い描いていた卒業の形なんですよ。これからのことをなにも言わないで卒業してしまったら、ファンの方も心配するじゃないですか? だから、卒業したらこういう活動をします、もうこういうお仕事も決まっていますってお報せできるのがいいなって。これで少しは安心してもらえますよね?」

ちょっと前のタイミングで卒業した同期の田島芽瑠も、卒業後、すぐにテレビの連続ドラマに出演。女優業というフィールドでは、今後、ライバル関係ということになる。

「芽瑠にはずっと刺激をもらっていました。本当に存在感がすごかったし、それは卒業してから、より実感しましたね。ぽっかり穴が空いたような感覚になって、あぁ、芽瑠って10人分ぐらいの存在感があったんだなって。HKT48で一緒にやっていたときから『私ももっとがんばらないと、全部、芽瑠に持っていかれる!』という危機感はあったので、これからも負けないようにがんばります!」

AUTHOR

小島 和宏


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