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UPDATE|2022/06/29

日向坂46渡邉美穂の卒業セレモニーが開催「違った形でみなさんと会えるのを楽しみに」

日向坂46「渡邉美穂 卒業セレモニー」カメラ:上山陽介



その後は、加入してからの5年間でアイドルとしても人間としても成長させてもらえたこと、握手会などで自分も誰かの希望になれているのかなと思えたこと、そして一期生、二期生、三期生への言葉を述べた。

最後は、「私はこれから、また違った道を私の足で歩き始めますが、もっとなりたい自分になって、また違った形でみなさんと会えるのを楽しみにしてます。長くなりましたが、このへんで締めさせていただきたいなと思います。ほんとに5年間、ありがとうございました」と言って、涙ながらにスピーチを終えた。
 
ここで二期生が登場。金村が「美穂だからこそこんなにたくさんの人に愛されてたんだよって言いたくて」と伝えれば、渡邉とよく買い物に行くという濱岸ひよりが「これからも焼き肉いっぱい行きたいね」と続くと、渡邉も「まだみんなに会えるからさ、そんなにグーッと来る感じじゃないんだよね。私普通すぎるよね?」と今の正直な心境を語った。

そして、二期生と上村ひなのからのサプライズが。富田のピアノの伴奏で、渡邉を囲んで「君のため何ができるだろう」を歌唱。思いもしなかったはなむけの歌を聞きながら、渡邉は再び号泣していた。
 
そして一期生や他の三期生も登場して、あらためて渡邉を囲む。公私ともに仲のいい小坂菜緒は、「私は二期生で入ってきて、美穂とすごい親しい存在っていうか。先輩と一緒に混ざってお仕事することも多かったり、ふたりで前に立つことも結構多くて。だからこそ悩んでたこととか、活動に対して思うことがどんどふたりとも似てきて。同じ感情を共有できるような仲間に出会えて、それ自体がすごく心強かったし。個人的な話になっちゃうんですけど、私が少し長い間、お休みをしてたんですけど、その間もずっと美穂が私を離さないでいてくれて。それが私がここに戻ってくるきっかけにもなってたし、もしかしてそれがなかたら私は今ここに立ててないかもしれないなって思ってた」と、ふたりの絆と運命を感じるエピソードを語った。

三期生の髙橋未来虹は、渡邉と「Right?」をパフォーマンスしたことで「三期生にすごく愛を注いでくれたんだなって気づけた」と言い、渡邉がドラマ「声春っ!」で演じた尼崎あまね役の髪型で今日はステージに立っていたことを明かした。最後は、キャプテンの久美が「私達はみんな絶対に美穂の味方だし、おひさまも味方してくれるから、これからも胸を張って頑張ってください」とエールを送る。そして本当に最後の曲、『JOYFUL LOVE』を歌ってセレモニーを終えた。
 
ライブ後、ステージにひとり残り、会場のファンとひと通り目を合わせた渡邉は、「私の5年間いたこのグループを、あらためて、みなさんで守り続けてください。ありがとうございました」と言ってステージを後にした。

グループ初の卒業セレモニーは、主役の渡邉美穂がやりたいことが詰まっていると同時に、メンバーからの愛が詰まったイベントになった。さまざまなメンバーが語っていたように、どんなときもムードメーカーとしてグループを明るくし、その努力する姿勢でメンバーを鼓舞し続けてきた渡邉美穂。

現在、日向坂46は新メンバーのオーディション中だが、本人はいなくなっても、渡邉がグループに残した明るいパワーは受け継がれていくだろう。
 

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