──そんな経緯があったんですね。
塩地 塩地 業界を辞める覚悟だったけど、そういわれたら「もうちょっと頑張ってみようかな」と、しがみつかせてもらいました(笑)。
──起業への思いは?
塩地 今の事務所の社長にも起業の話はずっとしていて、OKはもらっているんです。全然具体的ではないんですが、父の死がきっかけで、シニア層に向けたビジネスをやりたいなと思っています。でもコロナ禍になってしまって、計算違いでした。歩合制になったので金銭面でもまた大変でしたが、今ではありがたいことに、グラビアで食べていけるくらいにはなりました。
──もともとはアナウンサーに憧れていたということでしたが、グラビア活動が増えていることに関してはご自身でどう感じていますか。
塩地 仕事の分量としては、アナウンサー業が5割を超えていたいなという理想はあります。けど、ライバルもいっぱいいるし、すごく厳しい業界じゃないですか。そんな中で自分の理想通りになるとはそもそも思っていないんです。今の状況にはすごく満足しているし、グラビアで良いお仕事をさせてもらって、テレビにも出させてもらっているのはほとんど理想に近いです。