──オリジナルではあるけど、原作者の方も確認済みの内容なんですね。原作ファンの方も知らないような裏設定が見えるかもしれないのは楽しめそうです。
本仮屋 でも難しさはあります。みんなが納得して、みんなに喜んでもらえる作品にするにはどうしたらいいんだろうと考えると、とにかく彼女自身が大きく成長するしかないんじゃないかと思ったんですよね。きっと皆さんも社会生活を送る上で、他の人に合わせたり、自分が言いたいことを飲み込んだりして、なにかしらちょっとずつの我慢を経験していると思うんです。コロはちょっと変わった妄想癖のある女性ですが、愛に向かって走る姿は共感してもらえるんじゃないかと思っています。
──ツイッターでは作品タイトルでトレンド入りもされたそうですが、SNS上の反応はやはり気になりますか。
本仮屋 もちろん気になるので、めっちゃ調べます。だけど怖いから、ハッシュタグ付きの作品名だけです。フリーな感じで検索すると、賛否の「否」も見えてしまうから...。私は「賛」だけ見たいタイプなので(笑)。
──本仮屋さんから見て、前作よりパワーアップしていると感じるところはありますか。
本仮屋 まずナイスガイの人数が物理的に増えておりますので、どなたにも刺さるメンズが必ずいると思います(笑)。あとは、やっぱりお芝居って信頼関係がとても大切なので、気心の知れている関係だと、それだけで、すごくキャラクターも豊かになるし、濃いシーンになるんですよね。それはこれまでシーズン1で積み上げた時間のおかげだと思うので、そこも楽しんでもらえるんじゃないかなと思います。
──ちなみに本仮屋さん的ナイスガイはどなたでしたか?
本仮屋 私は八角さん...と言いたいところなんですが、本当にすみません。小林亮太さん演じるチームトレーナーの細川が激推しです。細川の登場する回では、平林監督にも「今日、楽しそうだね」と言われるくらい私はウキウキしてたみたいです(笑)。