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UPDATE|2022/06/03

STU48 瀧野由美子、大学中退から再び受験・合格するまで「新幹線の車内が一番の勉強部屋」

STU48 瀧野由美子

オンライン予備校で大学受験に挑戦しており、この春無事に志望校に合格したSTU48の瀧野由美子。アイドル活動をしながらなぜ受験にチャレンジしたのか。また、多忙な中でどのように受験勉強をしていたのか…。晴れて新入生としてキャンパスライフを謳歌する彼女に話を聞いた(前後編の前編)。

【写真】STU48瀧野由美子とメンバーの最新ショット【7点】

──大学合格、おめでとうございます! 予備校の先生いわく、「立派な女子大」に「複数」合格したそうですね。

瀧野 立派だなんて、そんな。

──そもそも大学を受け直そうと思ったのはなぜですか?

瀧野 STU48に入った時の私は大学生でした。お仕事が忙しくなったことで通えなくなって、デビューシングルの活動やAKB48の選抜のお仕事もあり、2年生の後期は2日しか通えませんでした。そこで休学することになりましたが、結局は中退という道を選ばざるを得なくなりました。その大学は親の反対を振り切って入ったところだったし、もっとたくさん学びたいと思っていたので、とても悲しかったです。

その後も、中途半端な形で大学を辞めたことがずっと心残りでした。大学はどこかへ行きたいなと考えていたところに、「ただよび」(オンライン予備校)さんから声をかけていただいて、サポートしていただきつつ大学を目指すことになりました。

──受験勉強はどのように進めましたか?

瀧野 主な勉強時間は移動中でした。私は東京と瀬戸内の往復が多いので、新幹線の車内が一番落ち着ける勉強部屋でした。あとは、お仕事の合間です。車での移動中やお話し会の休憩中に参考書を開いたり単語を覚えたりして。時間をいかに見つけるかがカギでした。

──受験科目は英語、国語、日本史でしたね。得意科目は?

瀧野 国語です。もともと読書が好きで、図書委員長をしていたくらいなので。現代文って「筆者の言いたいこと」を読解する問題がよくありますけど、小さい頃からそういう読み方をしていたから助かりました(笑)。ただ、漢字は苦手なので勉強しました。

一番苦手だったのは英語でした。特にヒアリングが苦手だったので、それまで音楽を聴いていた時間をすべて英語のリスニングに充てました。すると、どんどん点が伸びていって。続けたことで英語を理解しやすい頭になったのかなと思います。あとは、空き時間にひたすら単語を覚えました。

社会は日本史を選択しました。でも、高校時代は地理を選択していたんです。イチからのスタートでした。はじめはまったく分からなかったけど、『マンガで覚える日本史』みたいな参考書を全20巻買ってきて、それを何周かして、基礎的な知識を頭に入れてから、少しずつ参考書のレベルを上げていきました。初心者から始めたので、伸びしろしかありませんでした(笑)。
AUTHOR

犬飼 華


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