渡辺 この間の両国(2022年3月19日・両国国技館・『GRAND PRINCESS ’22』)で、ほーんとに東京女子でよかったって思ったんですよ。先輩方の東京女子単独で両国を開催したいって夢に私も加わって、それが自分の夢になってその夢を叶えられたんですよ。そのとき、ベイビーレイズJAPANさんの「夜明け Brand New Days」の“夢見てたステージも思い出に変わってく 駆け足の季節を僕たちは”って歌詞が浮かびました。ほんとその通り!って思いましたね。実際、両国でアプガ(プロレス)で2曲歌わせてもらったのも大きかったです。あんな大会場で、お客さん全員が自分たちのことを知ってる状態で歌えるってなかなか無いじゃないですか。
──大きなアイドルフェスでも全員が自分たちのファンではないですし、それこそビッグネームのグループじゃない限りその感覚は味わえないですよね。渡辺 ほんと両国国技館で完全にホームの状態でライブできるアイドルって、今はごくわずかじゃないですか。それを体感できてすっごくうれしかったです。夢が広がっているなって思いましたね。
──じゃあ、未詩さんのこの先の目標を聞かせてください。渡辺 タッグのベルトを1度取らせていただいて、プリプリ(プリンセス・オブ・プリンセス王座)にも挑戦させてもらえたんですが、ここからさらに上に行くためにもっと先輩方に食らいついていくぞ!って時期ですね。それプラス、私は東京女子の一員として、両国国技館の先の夢に向けて勢いを加速させていける人になりたいです。個人的には、武道館とかさいたまスーパーアリーナとか大きな景色をみんなで見たいなって願望はあります。
──では、アプガ(プロレス)のオーディションに応募してくれる人へのメッセージをもらえますか。渡辺 私はプロレスを全く知らずにアプガ(プロレス)になって、今となってはプロレスに出会えたことに感謝しているんです。私みたいにアイドルになりたい人は山ほどいると思うし、逆にアイドルを知らない人もいるだろうし。でもアプガ(プロレス)は、ちょっとでもアイドルとプロレスのどちらかに興味がある人、全ての方の夢を絶対叶えられる場所だと思うんです。何者かになりたい人を何者かにできる自信がプロレスにはあります。なのでぜひ、ちょっとでも興味がある人は応募してください!
──どんな人に来て欲しいですか。渡辺 私の1番の理想は、私たちと一緒に輝くために努力できる子ですね。でもほんとにプロレスは、すごく優しい世界なのでどなたでも怖がらずに来て欲しいです。
──戦っているけど優しい世界であると。渡辺 そうなんです(笑)。私、ほんとにプロレスにハマっちゃっているんですよ(笑)。アイドル現場と同じくらいの熱量です(笑)。もともとアイドル好きだった私が、ここまでプロレス大好きになっちゃったんです。なのでプロレスに抵抗がある人でも、ぜひ1度でも大会を見てもらえたら変わると思います。ほんとにプロレスって面白いなって思いますね。
──未詩さんが捉えてるプロレスの面白さを語ってもらえますか。渡辺 やっぱり、なんでもありでどんな人間でも輝けるところですね。社長から一般人まで輝けるし、例えば人生を捨てた人でもたぶん輝けると思うんです。ほんとに、プロレスはこの世で一番優しい世界だと思います(笑)。その世界で一緒にがんばって、アプガ(プロレス)を大きくして夢を掴みましょう!
▽アップアップガールズ(プロレス)2022 新メンバーオーディション
プロレスラーとして日本武道館メインイベント、アイドルとして日本武道館単独公演を目指すアプガ(プロレス)が初の新メンバーオーディションを開催。応募締切:2022年4月17日23時59分まで。詳細は(https://www.yum-audition.jp/)まで。
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