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UPDATE|2022/03/06

新日本プロレス50周年記念日で“音楽”が呼び起こした感動、棚橋弘至がつないだ歴史のバトン

藤波は現役としてメインイベントにも出場。オカダ&棚橋との黄金トリオを結成! 写真提供・キングレコード



そんなこんなで完全にノスタルジーモードに突入しているところに飛び込んできたニュースが、3・1日本武道館の試合前に「50周年記念セレモニー」が開催され、そこに往年の名レスラーが集結する、というもの。そこまでだったら、まだ心は揺り動かされなかっただろうが、そのセレモニーの進行をリングアナウンサーの田中ケロ氏が務める、というではないか。これはもうそれぞれがなつかしのテーマ曲に乗って登場し、ケロさんがコールする、という流れに違いない! シンニチイズム効果で気分が高揚していたこともあり、すぐさま日本武道館に行くことを決めた。

そう、ある意味、プロレスを観るというよりも「聴く」ために日本武道館へと向かう。ここまで振り切った行動はいままで一度もなかったが、こればっかりは体感しておかないと後悔する、という勘が働きまくったのだ。

当日は別の取材が直前まで入っており、日本武道館に足を踏み入れたのはイベント開始の5分前。ひさびさに九段下の登り坂を全力疾走して、ギリギリ間に合った。コロナ対策で客席は1席あけての配置となっていたが、すでに熱気は充満している。それはそうだ。試合開始まで1時間以上もあるのに、すでに着席している人たちはこのセレモニーが見たくてたまらない人たちばかりなのだから。

ロープの取り外されたリング上にはたくさんの椅子が並べられていた。

事前に誰が来るのか、何人参加するのかは公表されていなかったので、この椅子がすべて埋まったところで参加者が全員集合した、ということになる。頭の中で「あの人がまだ来ていない」と考えながら、残りの椅子を数えていく作業はなかなかゾクゾクするものがあった。

そしてセレモニーがスタート。

AUTHOR

小島 和宏


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