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UPDATE|2023/11/27

ZOZOマリンスタジアム史上最高の動員数記録を更新…櫻坂46、グループ改名3年目の集大成

(C)上山陽介


MCを終えると会場の照明が消灯し、いよいよ本格的にライブ本編に突入。ステージ上に設置された「3」をモチーフにしたオブジェが光輝く中、不穏なSEに合わせて客席は赤いペンライトに染まっていく。しばらくすると、「3」のオブジェの上にひとりのメンバーが姿を現す。さらに、「3」のオブジェの周りにもメンバーが登場し、ライブは「Dead end」で再開。

オブジェ上のメンバーは逆光で顔こそわからないものの、スクリーンには森田ひかるが歌い踊る姿が映される。すると、サビに入るところで会場が暗転。アリーナ後方のサブステージに森田が瞬間移動するという驚きの演出で、観る者を圧倒させた。

その後も、ダブルセンターの森田&山﨑を筆頭にアクロバティックなダンスが展開される「摩擦係数」、センターの藤吉にメンバーが糸を絡めながらパフォーマンスする「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」、軽やかなディスコビートにBuddiesのコールが重なることで熱量を高めていく「それが愛なのね」と人気ナンバーを連発。

さらに、サブステージに初々しい制服姿の三期生が登場すると、「夏の近道」「Anthem time」で会場の盛り上がりはさらに加速する。その三期生の勢いを先輩たちは「ドローン旋回中」で引き継ぐと、手にしたタオルを頭上でくるくる回して一体感を高めていく。また、大型フロートに乗ってアリーナ外周を移動するなど、Buddiesの近くまで出向く演出も用意された。

ライブ中盤では、三期生を交えた新たなBACKSメンバーで「確信的クロワッサン」を披露。センターの井上梨名を筆頭に、キュートな歌とダンスで会場を優しい空気で包み込むと、続く「条件反射で泣けて来る」ではBACKSメンバーでの情熱的なパフォーマンスを見せるなど、表現力の幅広さを提示してみせた。

また、楽曲披露後には2024年1月15、16日に豊洲PITにて、同月22、23日にZepp DiverCity(TOKYO)にて『7th Single BACKS LIVE!!』が開催されることも発表。

井上は「選抜メンバーに選ばれないとできないこともたくさんあると思います。でも、ここにいる私たちにしかできないこともあります。それがこの『BACKS LIVE!!』ではないでしょうか。それぞれいろんな思いを持って活動しているので、その思いをパフォーマンスを通して届けていきたいので、楽しみにしていただけたらうれしいです」とライブへの意気込みを語った。

増本綺良をセンターに据えた二期生楽曲「コンビナート」で再び会場のボルテージが上昇すると、小林由依のソロダンスに続いて彼女がセンターに立つアッパーな「隙間風よ」、壮大ながらも優しさを併せ持つ「五月雨よ」、ダイナミックなダンスが見どころの「一瞬の馬」と緩急に富んだ選曲で観客を魅了。

その後も「Cool」「流れ弾」で着実に熱量を上げていくと、続く「BAN」では三期生のパフォーマンスに途中から一期生、二期生が合流するスペシャルバージョンで展開し、会場のボルテージは最高潮に到達。

さらに、小島凪紗の「これまでもこの先も、その責任を胸に、この大好きな桜の木を全員で守っていきます」の宣言とともに三期生が「マモリビト」で全身全霊のパフォーマンスを見せる。

そんなドラマチックなライブも、いよいよ佳境へ。ファンキーなビートに合わせて三期生とBuddiesがリズミカルにジャンプして熱量を高めると、ステージに登場した一期生、二期生がそのまま「Start over!」へと突入。そのカオスな盛り上がりを「承認欲求」で引き継ぎ、会場全体の熱気がマックスまで上昇したところで、スクリーンに表示された「Go to the 4(4年目に突入)」のメッセージとともにライブ本編は幕を下ろした。


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