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UPDATE|2023/08/05

大場美奈、SKE48の後輩たちの討論会を見守り「悩みを抱えている子が過去最高に多いと思った」

SKE48OGの大場美奈


竹中氏 今回の討論で一番言葉の迫力とパンチラインがあったのは中坂さんですね。多分、四六時中SKE48のことを考えているし、それを実現するために生きているんだなっていう“SKEバカ”っぷりにあふれていました。良いコメントだったというか、コメントにある種の怖さを感じましたね。

――お互いのコメントなど、有識者のお話で印象に残っていることはありますか?

竹中氏 僕は大場さんに「ゼロポジ」MCの北野さんに言ってほしかったお説教をしてもらったのは感謝ですね。ああやって真っすぐ後輩の悪いところを指摘してあげる大場さんのクリアさはすごいなと思いました。「北野瑠華はもったいない」とずっと言っていたので。でも、北野さんに言ってくれた言葉って、実は全メンバーに伝えたかったことでもあるんですよね。

大場 メンバーから出る意見って、SKE48がずっとあって裕福なグループだと感じているからこそ出る意見なのかなと思っていたので、竹中さんが外部のプロデューサーとして、他の業界もそうだと思いますけど、何かをするにはお金が掛かるという社会の仕組みや現実を改めて伝えてくれたのはありがたいことだなって思います。

メンバーが伝えるとまたちょっと違う解釈になるし、事務所のスタッフさんが言うとトゲになるし。テレビの人だから伝えられる現実を、ちょうどいい伝え方で言ってくれたなと思いました。

竹中氏 あと、毛利さんが言ってくれた「本物の熱さを持っているものしか通用しない」っていうのは、メンバーに覚えておいてほしいです。僕らが番組を作るときも熱量を持って作らないと伝わらないので。「今あなたたちは本当にベストの熱さを持ってますか?」っていう問いをちゃんと毛利さんが突きつけてくれたのはうれしかったです。

僕はこの番組のプロデューサーとして半分くらいSKE48の内側に入っちゃってる人だからこそ、今回日本テレビの毛利さんが局の垣根を越えて来てくれて、一般的なメディアのプロの意見として一緒に伝えてくれたことをすごく感謝してますし、何で毛利さんと僕が並んで伝えたかったかがメンバーの皆さんに届いていればいいなと思います。
AUTHOR

須田 紫苑


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