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UPDATE|2023/08/08

アイドル離れしたバッティングが1千万再生超え! 日高里緒に聞く“神スイング”のルーツ

日高里緒 撮影/田中健児

SNSにアップしたバッティング動画が“神スイング”と話題になり、今年6月にはバッティングショットも収録したデジタル写真集『直球勝負!』をリリースした日高里緒。アイドルグループ「ベンジャス!」の緑色担当で、グラビアでも活躍する彼女の、野球のルーツを探る。

【写真】“神スイング”が話題、日高里緒のTikTok動画ほか撮りおろしカット【10点】

2020年8月8日にTikTokで動画を初投稿、3日後の11日に上げた動画にソフトボール部時代の写真を載せたところ、一気に注目を集めた日高里緒。

「当時はビフォーアフター動画が流行っていたので、現在の写真と比較する形でソフトボール部時代のピッチャーマウンドに立っている写真を載せたんです。そうしたら、すごく視聴回数が伸びて、一気にフォロワーが2、3万人に増えました。

それから、たまに当時の写真を上げたり、キャッチボールの動画を上げたりしたんですけど、今年1月にバッティングセンターでのバッティング動画をTikTokとインスタに上げたら、あっという間に100万回再生を超えて。それを見た『週刊プレイボーイ』さんから声をかけていただき、デジタル写真集を出させてもらうに至りました」

ソフトボールは、小学3年生のときに兄と弟と一緒にを始めた。

「もともと体を動かすのが好きで、幼稚園の頃から水泳、サッカー、卓球、剣道、ピアノやダンス……いろいろやってみたんですけど、どれも長続きしなくて身に付かなかったんです。そんな中でソフトボールだけは褒められることが多くて」

始めたときは、メンバーの大多数が男子ばかりで実力差は明確。なかなかポジションも定まらなかった。

「全くついていけなくて、あまりにも私がやる気なさそうにしていたからか、監督が『ピッチャーをやってみなよ』と言ってくれたんです。最初はフォームを固めるために、ネットに向かって一日100~200球、一人で黙々と投げ続けたんですけど、それが楽しかったんですよね。監督からもコントロールを褒められて、じゃあ続けてみようと。自分で言うのも何ですけど、良いピッチャーだったなと思います(笑)。

私は体格も小さかったし、女の子がピッチャーだと相手チームも舐めてかかってくるんですよ。だから相手が舐めて油断したところに、チェンジアップを投げて空振りさせたりするのが気持ちよかったですね(笑)」

日高は不動のピッチャーとして活躍。中学時代は兵庫の県大会に駒を進め、但馬ドームのマウンドにも立った。

CREDIT

取材・文/猪口貴裕 撮影/田中健児


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