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UPDATE|2023/05/24

『日向坂で会いましょう』潮紗理菜の話芸の巧みさが光った「ことわざ発表会」

アイドル番組定点観測 第220回


振り返るともう何年も前の話だけれど、かつて潮は同期メンバーから「紗理菜ちゃんは話が長いの!」とイジられたり、本人も「私は話が長いだけで上手にしゃべれない」と悩んでいた時期もあったとか。

それが今やこれだけの話芸を身につけているんだから、きっと相当努力を重ねたはず。“話が長い”というのも才能だしもはや立派な武器です(余談ですが、今年4月から始まった彼女の冠ラジオ番組『日向坂46潮紗理菜のサリマカシーラジオ』(Interfm)では、フリートークだけで30分まるまるしゃべり倒してしまいレギュラーコーナーまでたどり着かなかったこともありました。それもまた彼女らしさ)。

その一方で、富田鈴花から「さりも歩けば棒に当たる」「情けはさりの為ならず」と2連発でイジられた潮。以前の企画「天然さんいらっしゃい!」でもそうでしたが、自分でしゃべっても笑いが取れるし、イジられても笑いが取れて、今や彼女は日向坂46のエピソードトーク女王では? 以前の“ひみつ道具”キャラからさらに一段階レベルアップした感もあり、この調子でしゃべりでどんどん未来を切り開いてほしいところです。

さて今回は潮をクローズアップしましたが、森本茉莉の“激ヤバ”エピソードは相変わらず滑らないし、久々に出演した佐々木美玲がトーク途中で「で、なんでしたっけ?」と言い出す天然っぷりも面白かった。あと、トークのオチで唐突にギャルポーズをぶっこんできた四期生・小西夏菜実も印象的でしたね。

小西は『日向坂になりましょう』(Lemino)5月10日(水)配信回でも「モデルをやりたい」というプレゼントークのオチでファイティングポーズをとってみたり、疑似ランウェイで「しもしも~?」とバブリーポーズを入れてきたりとなかなか挑戦的なので、バラエティでの活躍に期待しています。

【あわせて読む】日向坂46四期生の新番組『日向坂になりましょう』スタート、大喜利に団体芸に奮闘中

AUTHOR

左藤 豊


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