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UPDATE|2023/05/12

『推し武道』映画化、主演・松村沙友理×原作・平尾アウリ対談「漫画を描いてきてよかった」

松村沙友理、平尾アウリ 撮影/田中健児

岡山を軸に活動する地方地下アイドル「ChamJam」のメンバー・市井舞菜と、彼女の応援のために人生の全てを賭けるファン・えりぴよを軸に、ファンとアイドルの関係を時にコミカルに、時に感動的に描く『推しが武道館にいってくれたら死ぬ』(通称:『推し武道』、刊:徳間書店)。
2020年のアニメ化に続き2022年10月にはドラマ化。松村沙友理が主人公・えりぴよを熱烈なまでに演じて話題を呼ぶと、5月12日には劇場版も公開決定。今回、映画公開記念として、松村と原作者の平尾アウリ先生の特別対談を実施。互いの愛を存分にぶつけてもらった。

【写真】伝説のファン"えりぴよ"を演じた松村沙友理×平尾アウリ先生【5点】

──平尾先生は、えりぴよを松村さんが演じると決まったとき、どう思われました?

平尾 「いやあ、えりぴよ、可愛すぎないか?」って。もう、えりぴよ役が決まる前から沙友理さんのことが好きで、松村さんの絵を描いてはTwitterに上げていたんですよ。メチャクチャ可愛い方、お顔が好みな方だなあって……(照れて俯く)。

松村 いえいえいえ! けど驚きました。私も「推しのどこが好み?」と聞かれるとついつい「顔」と即答しまうんです。なので、勝手に先生とシンパシー感じちゃいました(笑)。

平尾 そうなんですね(照笑)。その松村さんに、まさか自分の描いた作品のキャラを演じていただけることになるって……。実際に撮影現場にお邪魔して松村さんにごあいさつしたとき、「えりぴよがいる」と感動しました。ジャージ姿、メチャクチャ似合っています。

松村 ウフフ。乃木坂46時代はジャージをよく着ていたからか、あまりにあの赤いジャージがシックリきすぎて「私、この格好でずっと過ごせるな」と思えたぐらい(笑)。撮影中、共演者のみなさんが衣装も髪型も変わる中、私は常に赤ジャージ、しかも映画版もこのジャージ。もう「ジャージ=私の肌」と思えたほどです。

AUTHOR

田口 俊輔


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