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UPDATE|2023/03/16

藤本美貴、20周年記念ライブで田中れいな&紺野あさ美とモー娘。ナンバーを熱唱、夫・庄司も登場

3月12日にヒューリックホール東京で開催された「藤本美貴20周年記念!大感謝ライブ!~ミキティアイドルやります!春の大集会!~あしたから21周年~」


続いて、同期(6期)メンバーの田中れいなも登場し、つんく節炸裂のアイドルソング『浮気なハニーパイ』と『Go Girl~恋はヴィクトリー~』の2曲を熱唱。藤本がセンターに立ち、紺野と田中が脇を固め、振り付けを合わせダンスする姿は、モー娘。ファンにとっては忘れられない光景となったことだろう。

ゲストパートの最後は、藤本と田中が2人で1曲披露したのだが、歌う前のMCでは、当時の不仲説を2人自らがネタにし、笑いを誘うシーンも見られた。藤本はソロでの活動後に、モー娘。に参加したため、田中にとって藤本の存在は、同期とは言え、大きな壁でもあり、憧れや目標だったのかも知れない。そんな2人で披露したのはモーニング娘。の『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』。当時、田中が高橋愛と共にセンターを務めたシングル曲だ。会場からも大きなコールが巻き起こり、このパフォーマンスもファンにとっては感慨深いものだったに違いない。

そして、ここからが終盤戦。『そっと口づけて ギュッと抱きしめて』、アンジュルムのカバーでも知られる『涙GIRL』、『ボーイフレンド』とソロ名義でのシングル曲を立て続けに披露し、最後は、5枚目のシングル曲『ブギートレイン’03』で本編の幕を閉じた。

その後、会場からの「ミキティ」コールに応えて、アンコールへ。藤本が「まだ歌っていない曲があるじゃないですか!皆さんの歓声があって完成する曲が…」と言うと、客席からは大きな歓声が上がる。ファンの誰もが待っていたのは、3枚目のシングル『ロマンティック 浮かれモード』だ。この日一番のコールと共に、20周年ライブも大団円かと思いきや、再び「ミキティ」コールが沸き起こり、ダブルアンコールへ。

ダブルアンコールでは、夫の庄司智春が花束を持って登場した。白のタンクトップに、赤のパンツ姿、顔は油まみれといういつものスタイル。もしかしたら…中には複雑な思いで見ていたファンもいたかも知れないが、そこは芸人とその嫁。笑いを交えてエンタメとして見事に昇華した。最後は、庄司のオタ芸とのコラボで、再び『ロマンティック 浮かれモード』を熱唱し、この日一番の一体感をもって、20周年ライブは終了。「本当に悔いはない」とやり切った表情の藤本が印象的だった。

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AUTHOR

南 喜一


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