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UPDATE|2023/02/13

ライブにコントにドラマ…ももいろクローバーZ、趣向を凝らした“バレイベ”でリスナー熱狂

ももいろクローバーZ



ソロLIVEのステージを終えると、「バレイベ」恒例のゲストコーナーへ。40年以上にわたりラジオに出演し続けているタレントの三宅裕司が登場し、昭和と令和の“ラジオの違い”を聞くなど、貴重な時間が繰り広げられた。

そんな三宅が座長を務める熱海五郎一座が今年も5月31日から上演される。熱海五郎一座 新橋演舞場シリーズ第9弾「幕末ドラゴン〜クセ強オンナと時をかけない男たち〜」に、玉井がゲスト出演することが決定している。その本番に向けて「予行演習をしておこう」ということで、三宅から「東京喜劇」について学ぶことに。

ウォーミングアップとして大喜利に挑戦することになるのだが、メンバーからの「面白くなかったらメンバーチェンジもあるかも?」という言葉に、玉井がプレッシャーを感じる一幕も。メンバーそれぞれが個性ある回答をして、三宅とリスナーを笑わせていた。

さらに「東京喜劇」について掴めてきたところで、「バレイベ」のために書き下ろした台本をもとにコントにチャレンジ。学校を舞台に、悩みを抱える佐々木を慰めるため、百田、玉井、高城が奮闘する……という台本だったのだが、4人全員がアドリブなのか台本通りなのか分からない演技をすると、先生役の三宅が「どこでツッコめばいいかわからない!」と嘆きつつも、充実したコントに会場は大きく沸いた。

様々な企画で盛り上がったあとは、最後のライブコーナーへと突入。2019年の「ももいろクリスマス」の時に着用した衣装に着替えた4人は、“レトロ”がテーマの今回にちなんで選曲をしたという、すべて10年以上前にリリースされた楽曲『労働讃歌』『ミライボウル』『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』『オレンジノート』『サラバ、愛しき悲しみたちよ』の5曲を披露した。

アンコールでは、昨年の「バレイベ」にてミュージックビデオを解禁した太田胃散のCM曲『HAND』を、今年は生で披露。メンバー同士が手を繋いで空を飛ぶというハートフルなミュージックビデオ同様、ステージでも手を取り合ったり、リスナーに向かって手を差し伸べる振り付けが印象的な楽曲に。また、スマートフォン向けゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』とのコラボ楽曲『Majoram Therapie』では、アイドルらしさ全開のかわいらしいダンスや歌声を会場に響かせた。

最後の楽曲は、『走れ! -ZZ ver.-』。1つ前の楽曲で、百田が「次が最後の曲です」と間違えてしまったことから、「これが最後の曲です~!」「これが! 本当の最後の曲になります(笑)!」と間奏でしっかり言い直し、メンバーもリスナーも歌詞にある“笑顔が止まらない”状態で、大盛り上がりのバレイベ「裏」公演の幕を下した。


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