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UPDATE|2022/12/26

“ももクリ”コンサートが大盛況、高城れに「ももクロが愛を語るってしみじみ年齢を重ねたな」

ももいろクローバーZ photo/上飯坂一、増田慶、小境勝巳

ももいろクローバーZが2022年12月24日(土)、25日(日)と2日間にわたり、埼玉県・さいたまスーパーアリーナにて「ももいろクリスマス2022 LOVE」を開催した。本公演には、2日間で約35,000人のモノノフ(ももいろクローバーZのファンの総称)が集結し、2日目の公演はABEMAにて生配信チケットも販売された。

【写真】さいたまスーパーアリーナを愛で包み込んだ「ももクリ2022」【50点】

「春の一大事」、「夏のバカ騒ぎ」に並ぶ、ももクロ3大ライブの一つである「ももいろクリスマス」。通称“ももクリ”と呼ばれるこのライブは、2010年にスタートして以降、新型コロナウイルスの影響で実施できなかった2020年を除き毎年開催され、本公演で12回目の開催に至った。

クリスマスならではの華やかな演出やセットリストで年々進化を遂げてきた“ももクリ”だが、今年は、大人になった”いま”のメンバーだからこそ表現できる様々な形の「愛」を届けるべく「LOVE」をテーマに開催された。成長を重ねてきた今のももクロがあまり触れることのなかった「LOVE」というストレートなタイトルを掲げて、モノノフへの愛と期待にも応えるような堂々たるパフォーマンスを届けたクリスマスショーとなった。本レポートはももクリ2日目の公演模様をお届けする。

幕が明けるとDMB(ダウンタウンももクロバンド)によるストリングス隊を率いて演奏された『きよしこの夜』からスタート。オープニングムービーが映し出されたあと、ももクリ恒例となっている『PRIDE』のテーマソングが生演奏で鳴り響き、幕の奥にいるメンバーの動きと連動し、宙を浮くなど壮大な演出が散りばめられたプロジェクションマッピングが繰り広げられた。紗幕が振り落とされると、巨大なハートが何層にも重なったステージセットともにゴールドと黒を基調としたタイトな衣装に身を包んだメンバーが姿を現して、歌詞にも“愛”というワードがふんだんに使われている『愛を継ぐもの』から本編がスタート。

続けて氣志團のクリスマスソングのカバー『SECRET LOVE STORY』ではハート型のサイリウムを使ったパフォーマンスを披露したあと、ストリングスを交えたゴージャスな生演奏をバックに『美少女戦士セーラームーンCrystal』オープニングテーマ『MOON PRIDE』を会場に響かせた。ギターサウンドが印象的な勢いのあるナンバー『stay gold』で会場の熱気を上昇させ、ももクロのライブでは初披露となる、スマートフォン向けゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』とのコラボ楽曲『Majoram Therapie』をパフォーマンス。アイドル全開のキュートな振付が話題になっており、生パフォーマンスを待ちわびていたモノノフから大きな拍手が送られた。


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