他にも、ミュージカル『刀剣乱舞』や『ウマ娘 プリティーダービー』、『アイドルマスター シンデレラガールズ』といった名前が出演者一覧には名を連ねているので、これらが、どんな企画やコラボでパフォーマンスされるのか、楽しみにしたいところだ。
さらに、注目アーティストとして挙げたいのは、初出場の鈴木愛理だ。「ハロプロが生んだパーフェクトアイドル」とも称される鈴木は、ももクロ百田とは高校の同級生。かつて、同じく同級生で元アイドリング!!!の朝日奈央との共演も話題になったが、今年の百田と鈴木の共演シーンも、アイドルファンにとって忘れられない名場面として、今後語り継がれることになるだろう。
そして、もう1組、X JAPANのToshlにも注目したい。ちなみに、YOSHIKIはL’Arc〜en〜CielのHYDEらと結成した新バンドで紅白歌合戦の方に出場することが決まっている。ToshlとYOSHIKI、2人の出演時間帯が被ったりしたら、それこそ、ネットが大いに盛り上がることだろう。例えは少し違うが、過去には、紅白歌合戦でビートたけしが『浅草キッド』を歌っている同時間帯に、ももいろ歌合戦でビートきよしが『浅草キッド』を歌っていた…なんてこともあったくらいだ。さらに、ももクロとの共演があるのか？という点にも注目しておきたい。というのも、百田はかつて、YOSHIKIと『紅』で共演を果たしている。しかも、YOSHIKIのピアノ1本で、百田ひとりが歌うという、まさに『THE FIRST TAKE』のような緊張感溢れるパフォーマンスを披露している。となると、やはり、Toshl本人との『紅』共演にも期待したいところだ。いずれにしても、今年のももいろ歌合戦のハイライトとなるのは間違いなさそうである。
また、6回目となる今回から、新たな試みとして、初の裏実況同時生配信が決定している。紅白歌合戦で言うところの副音声の裏トークのようなイメージだろう。MCは、元乃木坂46の新内眞衣と東京ホテイソンだ。元乃木坂の新内がももクロの現場に関わっているということだけでも、ドキドキしてしまうアイドルファンも多いに違いない。
ますます進化を続けるももいろ歌合戦だが、改めて、ももクロの魅力は、何と言っても老若男女から愛される好感度、大御所や芸人との絡みの上手さ、バラエティ能力の高さ、あらゆる企画をこなす器用さ、そして、可愛くもありカッコよくもある全力の生歌とパフォーマンスにある。そんなももクロを介して、オールジャンルのエンタメが楽しめる究極の歌合戦。是非、今年の大晦日、あなたの目で確かめてみて欲しい。
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