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UPDATE|2022/11/16

『そこ曲がったら、櫻坂?』菅井友香の卒業祝う会、最後まで嘘がつけない人柄の良さ

アイドル番組定点観測 第194回



また、メンバーの特技を生かした企画があったのも印象的でした。ブログなどでも文才を発揮している増本綺良が脚本・監督を手掛けた妄想告白ドラマだったり、すでにファンの間ではおなじみの大沼晶保による“沼ソング”(大沼が作詞・作曲・作画を手掛けたオリジナル楽曲)だったり、後輩の特徴を存分に引き立てて見せ場を作ったのも菅井の優しさかなと思います。

番組の最後には、菅井とMCの土田晃之・澤部佑が3人でトーク。「欅(欅坂46)から櫻(櫻坂46)に改名するってなったときにまず(卒業を)考えて……、でも求めていただける限り頑張ろうって切り替えたんですけど。でも(櫻坂46で活動するのは)ざっくり2年かなっていうのはそのときから考えていて」「一歩踏み出して新しい気持ちとかを知っていきたいな、と。やってみないと分かんないなって思ったので、すごく今だって思えています」と卒業に至った経緯を語り、ファンに向けて「皆さんと一緒に過ごせた時間が本当に本当に宝物です。皆さんの力があってここまで頑張ることができました」と感謝を述べた菅井。

前身番組『欅って、書けない?』(15~20年)の初回から番組を見ていた筆者としては彼女のそんな言葉ももちろん胸に響いたのですが、それ以上に目に焼き付いたのが、土田と澤部に「がんばりき」(菅井の決めセリフ&ポーズ)をやってほしいとお願いした場面。2人から「ごめんなさい」と断られるやいなや即「え~なんでですか!」と立ち上がってツッコミを入れた菅井を見て、「7年経ってバラエティでの振る舞いもすっかり板に付くほど成長したんだな」と感慨深いものがありました。次なるステージでの活躍にも期待!

AUTHOR

左藤 豊


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