──今回の写真集では制服をたくさん着ていますが、竹内さんはどんな学生でしたか？ 竹内 仲がいい人とはマシンガントークでギャーギャー喋っているんですけど、それ以外の人と全く喋れなくて、違うクラスの人に話しかけられたら挙動不審になってしまうような子でした。でも基本的には元気に楽しく過ごしていましたし、休み時間のたびに購買までダッシュして、食べものを買っていました。私の学校、購買がコンビニみたいになっていたんですよ。いつも大好きなチョココロネばっかり買って食べていました。
──その頃、夢中だったことは？竹内 高校のときは勉強をちゃんとやっていました！ 特に日本史が好きだったので、高1から高3までずっと頑張っていて。大学受験をするときにいろんな科目を勉強しだしたらちゃんと結果が出てきたから、もうすごく楽しかったです。理系はダメだったので苦だったんですけど（笑）。
──発売日は竹内さんの20歳の誕生日ですが、ここまでの10代はどんな時間でしたか？竹内 あっという間に終わってしまいましたね。気がついたら中学を卒業して、高校も卒業して。この19年、何か大きなことがあったわけじゃないけどすごく楽しかったです。
──大人になり、この先できることの幅も増えていくと思います。20歳で挑戦したいことはありますか？竹内 別に20歳にならなくてもできることではあるんですけど、『平家物語』というアニメを観た影響で、琵琶を習い始めようと思っています。気になっている先生が2人いるので、体験に行って合う方の教室に通おうかなって。
──いつかは弾く姿を見られたり……？竹内 そうですね。みなさんにお見せできるように頑張りたいですし、仕事にも活かせたらなと思っています。ちなみに『平家物語』は次男の資盛が推しで、ちょっと暇だなぁと思うと見返しちゃいますし、主題歌を歌う羊文学さんにもハマっちゃって、4話あたりからはオープニングが流れるだけで涙が出てくるようになりました（笑）。
──愛の深さを感じます（笑）。いつか竹内さんの琵琶が聞けるのを楽しみにしています！竹内 頑張ります！（笑）
──では最後に、初の写真集が発売されるこの夏にやりたいことを教えてください。竹内 私、スイカがすごく好きで、小学校のときにスイカ割りをしたこともあるんですけど、まだ割れたことがなくて。今年は免許を取った友だちが「一緒に江ノ島に行こう」と誘ってくれたので、江ノ電沿いをドライブして、海辺でスイカ割りができたらなと思っています。すごくアホっぽいですけど（笑）、頑張って割ります！
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後編はこちら（取材・文／東海林その子）
▽竹内詩乃（たけうち・しの）2002年7月15日生まれ、千葉県出身。原宿でスカウトされ、2016年に活動をスタート。「第8回日本制服アワード」女子グランプリに輝き、ドラマ『おじさんが私の恋を応援しています（脳内）』に出演など女優として活躍しながら、TikTokでバズるなど新たなフィールドでも注目を集めている。
▼竹内詩乃 初写真集『内緒』（ワニブックス）
発売日：7月15日（金）
撮影：唐木貴央
定価：3,000 円＋税
発売記念イベント：7月16日（土）の13時よりSHIBUYA TSUTAYAにて開催
