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UPDATE|2022/07/14

歴女女優・竹内詩乃、芸能界に入って気づいたこと「私は“北島マヤ”ではなかった」

竹内詩乃 撮影/田中健児

「第8回日本制服アワード」女子グランプリに輝き、ドラマや舞台を中心にグラビアでも活躍する女優の竹内詩乃。7月15日には初の写真集『内緒』(ワニブックス)をリリースする彼女に、改めて芸能界入りのきっかけや、日本史にフラダンス、漫画など、好奇心旺盛で多趣味な私生活について聞いた。(前後編の後編)

>>前編はこちら

【写真】爽やかさ120%、竹内詩乃の撮りおろしカット【15点】

──竹内さんが芸能界に興味を持ったきっかけを、改めて教えてください。

竹内 もともとはこの世界に興味はなかったんですけど、中1のときに母親と洋服を買いに行ったら、雑誌のモデルオーディションのチラシがあって、店員さんに「受けてみたら?」と言われてノリで受けたんです。そしたらトントン拍子に最終まで行って「合格するかも?」と思っていたんですけど落ちてしまって。それがすごく悔しかったんですよね。だから「ここで受かった人たちよりも上にいってやる!」と思って(笑)、目指し始めました。

──負けん気が強いんですね。

竹内 そうですね。これまでいろいろ習い事をやってきてそつなくできていたから、初めて挫折みたいな気持ちを味わいました。そして、14歳のときに今の事務所の方にスカウトされて、本格的に活動を始めました。

──実際に仕事をしてみて、もともと持っていた芸能界のイメージとのギャップなどはありましたか?

竹内 『ガラスの仮面』がもともと好きだったから、北島マヤみたいに演技は軽くできるものだと思っていたら難しくて、そこはギャップがありました。私は天才じゃなかった……!って(笑)。ちょっと甘く見ていましたね。でも演技もモデルもグラビアも、何をやっても楽しいし、これからもいろいろやってきたいです。

──これまでを振り返って、自分自身が成長できたと感じたお仕事は何ですか?

竹内 いろいろあるんですけど、最近だと舞台の「フラガール -dance for smile-」がすごく印象に残っています。もともと高校の部活でフラダンス部に入っていたので、自分の特技だったことが仕事に活かせたのはすごく嬉しかったし、それまで集団行動ができない人間だったんですけど、舞台でいろんな人と関わって協調性がついたかなとちょっと思っています(笑)。特に「この子と仲良くなりたい!」と思った子には頑張って話しかけることもできるようになったんですよ。今まで仲良くなりたいと思っても自分から動いたことがなかったので、そういうところは成長できたかなと思います。

CREDIT

取材・文/東海林その子 撮影/田中健児


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