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UPDATE|2022/07/13

アイドルから振付師に、元NMB48 日下このみが叶えた夢「ついに秋元先生の楽曲を振り付けた」

日下このみ 撮影/松山勇樹

NMB48の3期生として2012年にアイドルデビューした日下このみ。2019年に卒業し、アイドルグループの振り付け師としてのセカンドキャリアを切り開いた。最新では、STU48のシングル『花は誰のもの?』のカップリング曲や、#ババババンビなどゼロイチファミリアのアイドルユニットの振り付けなどを手掛け、プロとして活躍の場を広げている。なぜ、振り付け師を目指したのか…、またこの先の目標について話を聞いた(前後編の前編)。

【写真】アイドルの振付師として活躍する元NMB48の日下このみの撮り下ろしカット【10点】

──STU48のシングル『花は誰のもの?』のカップリング曲を振り付けしたそうですね。

日下 そうなんです。『ポニーテールをほどいた君を見た』という曲なんですけど、タイトルからして秋元(康)さんイズムを感じました。卒業してから秋元さんの楽曲を振り付けすることを大きな目標にしていて、まさかこんなに早く叶うとは思っていませんでした。

──現役時代からNMB48の曲を何曲も振り付けてはいましたけどね。

日下 すべて秋元さんの曲だったので、今まで贅沢なことをさせていただいていたんだなって、改めて感じました。いま、私が振り付けで生きていけているのも秋元さんのおかげなので。

──すべては『AKB48のオールナイトニッポン』から始まったんですよね。

日下 そうなんです。その日(2015年3月4日深夜)はまさかの「日下このみスペシャル」で(笑)。実はその前日、体調が悪くて寝ていたんです。そこにマネージャーさんから「明日、『日下このみスペシャル』行けますか?」って電話があって、「行きます!」という流れで急遽決まったんです。放送中に「今後は振り付けをやりたい」と話したら、秋元さんが聴いてくださっていて、「次のシングルのカップリングは日下の振り付けでいこう」となったんです。その後、NMB48の曲を何曲か振り付けさせてもらいました。

AUTHOR

犬飼 華


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