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UPDATE|2022/05/27

ドイツ育ちのコスプレイヤー・桜井エミリアさん「アニメを観るようになって日本語を覚えました」

桜井エミリアさん(@sakuraiemilia25) 撮影/関根いおん



──いつから日本に住むようになったんですか?

桜井さん 中学1年生の頃にドイツから日本に来ました。お父さんが仕事を辞めて日本に来ることになったので一緒に着いてきたんです。

──日本語はそれまで知らなかった?

桜井さん 「こんにちは」ぐらいしか知りませんでした。日本に来たときはインターナショナル・スクールじゃなくて普通の中学校に入学したんですけど、最初は周りが何を話しているか分からなかったんです。先生たちともコミュニケーションが取れなくて……。なので、どれぐらい声が高くなっているのかとか、低くなっているかでいろいろ判断していました。

──言葉の壁を最終的にどうやって乗り越えたんですか?

桜井さん 「自分は英語ができないから……」って周りの子が遠慮している部分があったんですけど、日本育ちのネパール人の子が「英語の勉強がしたい」って、頑張ってわたしとコミュニケーションを取ろうとしてくれたんです。それで初めてお友達が出来ました。あとは、アニメをすごく観るようになって、日本語を覚えました。

──そのお友達と、アニメの影響で日本語を覚えたんですね。何のアニメを観たんです?

桜井さん 最初に日本に来た時に観たアニメは『ドラえもん』。英語版と日本語版があるんです。最初はなんとなく覚えた言葉で出来るだけ会話して、ちょっとずつ覚えていきました。最初の頃は「おはようございます」を朝昼晩使っていたこともあるんですけど(笑)。最近では逆に友達に英語を教えています。ちなみに和訳も出来ます(笑)!

──最後に、今後の目標はありますか?

桜井さん 英語と日本語が喋れるので、海外でももっとアニメを観てもらえるように何かやりたいです。すでにたくさんの人がアニメを観てはいますけど、それが当たり前のようになってくれたらいいなって思います。

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