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UPDATE|2022/05/11

最年少は10歳!HKT48の6期生お披露目に会場騒然、今村麻莉愛の選抜復帰にファン号泣

HKT48の6期生(C)Mercury



アンコールのラストの『突然 Do love me!』では、そこに6期生が再登場。両サイドに9人ずつ並んだ光景は新鮮で、マスコミのカメラがおもわず一斉に両サイドを狙って、誰もメインステージを撮っていない、というなかなかなシーンも。お披露目で顔を名前を覚えてもらって、アンコールではより客席に近い場所に再登場というのは、非常に理想的な形だと思う。

もっとも、この楽曲に関してはまだレッスンが終わっていないようで、ほんの一部しか踊らず、あとはメンバー同士でじゃれ合っているような感じだったのだが、それもまた初々しい。そして、そこに矢吹奈子、田中美久、運上弘菜がメインステージから出張してきて6期生と共演する、という見せ場もあった。新鮮すぎるシーンの連続! 新しいHKT48の姿をたくさん見せてきたツアーで、究極の新しさが炸裂した。

もうひとつのサプライズは新曲『ビーサンはなぜなくなるのか?』(6月22日リリース)の発表だった。

アンコールがはじまる前にスクリーンで選抜メンバーを発表し、そのまま新曲を初披露、という流れだったのだが、メンバー発表で場内の空気がとんでもないことになった。

最初は拍手で発表にリアクションしていた観客。選抜復帰となる小田彩加や、連続で選出された堺萌香には拍手のボリュームが数倍、大きくなったが、スクリーンに「市村愛里」の名前が映し出されると、客席は「うおーっ」というため息で包まれた。声出しができる状況だったら、とてつもない大歓声があがっていたことだろう。

5期生の市村愛里はなかなか昇格ができず、苦難の日々を送っていたが、今回のツアーではトークでがっつりと爪痕を残し、チャレンジコーナーでもしっかりとしたパフォーマンスを披露してくれていたので、ここまでのツアーを見てきた観客からしたら、納得の初選抜だったのではないだろうか? 辛い思い、苦しい思いを人一倍してきた市村はステージ上で感涙。まだ選抜入りできていない5期生にとって、これは大きな希望になるし、より奮起したもらいたいものだ。

そして最後に発表された選抜メンバーは「今村麻莉愛」。

さらに大きな声にならない声が客席に響き渡った。

AUTHOR

小島 和宏


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