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UPDATE|2022/04/25

花咲ひより、「体を出すことすら本当に嫌だった」覚悟のグラビアデビューを振り返る

花咲ひより 撮影/飯酒盃智明



──その覚悟がブレイクにつながり、2冊目の写真集を出せるまでに。まさに人生の転機でしたね。

花咲 はい。あのときもしグラビアの仕事を断っていたら今の私はいないので、決断した自分を褒めてあげたい(笑)。「自分にとってのコンプレックスも周りから見ると魅力的に映ることもあるんだ」と知りましたし、頑張って良かったなと思います!

──ちなみに、一番最初のグラビア撮影のことは覚えていますか?

花咲 覚えています、ド緊張でした! 自分の体に自信がなかったので、前日の夜はずっと全身鏡と向き合いながら「こんな体で撮ってもらって本当にいいのかな……」と不安でいっぱいで。あと、それまでグループでの活動はありましたけど個人でのお仕事自体が初めてだったんですよ。なので、スタッフの皆さんが自分のために動いてくださっていることに驚きと感動を覚えました。「ひよりさん、こちらです」と案内されたときは「ええっ! さん付け!?」と(笑)。

──緊張の初撮影から3年近くが経ち、今では緊張もせず自然体で臨めるようになったのでは?

花咲 いやいや、今でも緊張します。最初の頃は「ひよりちゃんすごい!」って言ってもらえましたけど、雑誌に出れば出るほどファンの方は見慣れてしまうと思うので、どんどん変えていかなきゃいけないというプレッシャーはあります。今回の写真集も、期待を背負っていると思うと緊張しますし。ファンの方に「今回もいい!」と言われたいし編集部の方に「今回もすごかったですよ」と言ってもらいたいので、毎回緊張感を持って撮影に臨んでいます。

AUTHOR

左藤 豊


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