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UPDATE|2022/04/12

乃木坂46 樋口日奈が振り返る自信のなかった過去「自分を嫌いな時期に辞めないで良かった」

乃木坂46 樋口日奈 撮影/coto



──さて今回写真集を出すにあたって、「私、卒業はしません!!」と宣言されていましたよね。

樋口 はい(笑)。最近卒業と同時に写真集を出すメンバーが多かったこともあり、私は10年も乃木坂46で活動しているので、ファンの方からは「卒業するのかな?」って声もあって。でも、私としては卒業はまったく考えていません。今は乃木坂46のお仕事が楽しいし、ライブも楽しいし、この楽しさをもっと味わっていたいので。……でも、10年活動してまだ卒業のビジョンを描いていないのってたぶん珍しいんじゃないかな? だから、まだまだいるかもしれないし、逆に思ったよりも(卒業が)早いかもしれないし。「卒業してゴール」ではなく、次の挑戦に向けて意思のある選択をしたいなとは思っています。自信を持って卒業したいんです。

──樋口さんとしては、乃木坂46でもっと自信を付けたい、と。

樋口 もっと武器を身に付けて、個人の力を蓄えたいという思いがあります。「卒業したらもう求められなくなっちゃうのかな」って不安がずっと大きかったので、卒業後も戦えるだけの自信を付けたいです。もちろん乃木坂46のことが大好きなので、乃木坂46の力にもなりたいと思っています。

──ということは樋口さんは、ずっと自分に自信を持てなかったタイプですか?

樋口 自信はずっとありませんでした。周りの子はみんな可愛いし、アイドルって結果が数字で出てくることも多いので、乃木坂46に入ってからどんどん自分を嫌いになっていった時期もあって。自分の仕事を見るのが嫌なときもありました。自分をまた好きになれるようになったのって、この2、3年なんですよ。やっと最近楽しめるようになりました。だから、「自分を嫌いな時期に辞めないで良かったな」って本当に思います。踏ん張って良かったな、って。頑張ったからこそ今こんなに素敵な景色が見れているので、私は乃木坂46を長く続けて良かったなって思います!

AUTHOR

左藤 豊


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