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UPDATE|2022/01/28

グラビア界の超新星・桜井木穂の上京1年目、昼と深夜のバイトを掛け持ち、ファーストフードで仮眠

撮影/松山勇樹


桜井 でも大手に所属すると、埋もれてしまう気がして。表に出るのに、まず事務所のなかで競わなきゃならないし、私、そういうの苦手なんですよね。そこで改めて初心に返ってみると、私のやりたいことってやっぱり歌って踊れるアイドルだったんですよ。それで、上京初日にスカウトしてくれた芸能事務所を思い出したんです。「そういえば、ここは唯一地下アイドルが所属している事務所だったな」って。

――もともとアイドルになるにしても地下アイドルがよかったと話されていましたもんね。

桜井 そうなんですよ。私が頑張れる場所はここだと思って、すぐに電話しました。そしたら、「今アイドルは募集していないんだよね」って言われちゃったんですけど、ちょうどそのとき、グラビアDVDの制作会社をやりながら、その事務所にお手伝いに来ている男性がいて。「責任を持って面倒見るし、出版社への営業も行くから、イチから一緒に頑張りませんか?」と声をかけてくださったんですよね。それで、その方が新しく立ち上げた事務所に所属させていただくことになりました。その男性は、今の私のマネージャーさんでもあります。

――アイドルに憧れて、グラビアアイドルを目指して上京して……。長い道のりではありましたが、イチから積み上げて頑張りたい桜井さんからすれば、理想のスタートが切れたんじゃないですか?

桜井 そうですね。やっぱり私は、イチから積み上げていく方が燃えるみたいです(笑)。

――引き続き、事務所を引っ張る存在として頑張ってください!最後に、今年の目標を教えていただけますか?

桜井 目標は特にありませんが、個人的な実感として、昨年はあまりに出来過ぎた一年だったんですよ。想像以上にたくさんの雑誌に出していただけて、ありがたい反面、今年もこのままの勢いでやっていけるかと言われればそうじゃないと思っていて。ですから、強いて言えば今年は、もう一度自分のことを見つめ直したうえで、楽しく頑張っていきたいですね。

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とり


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