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UPDATE|2021/11/23

多彩なる若手女優・葵うたの、引きこもりだけど好奇心旺盛な素顔「行き先を決めずに散歩しています」

葵うたの/撮影:田中健児


──さらに葵さんはCMやMVへの出演、番組のMCなど多岐に渡ってお仕事をされています。

 本当にありがたいです! 特に『CITY POP CRUISING』(BSフジ)のMCに関しては、もともとシティポップに限らず音楽が好きだったので、それをお仕事にさせていただける喜びもありました。基本私は引きこもりなので(笑)、お仕事を通して新しく人と関われるのもうれしいです。

──「基本引きこもり」ということは、プライベートの過ごし方はインドアが多い?

 そうですね。なので外へ着ていく服よりも部屋着のほうがこだわっていたり。最近は家でギターの練習をよくしています。ハナレグミさんの曲『家族の風景』を練習していて、いつか高円寺の高架下とかで弾き語りできたらいいな、って。あとは、散歩をすることも好きですね。フィルムカメラにハマっていて、写真を撮りながら3~4時間くらい歩いたりしています。

──結構歩きますね。それは何か目的を決めて歩くんですか?

 いえ、行き先は決めずとりあえず電車に乗って適当な駅で降りて、その街のおいしいものや雰囲気を味わったり写真を撮ったりして帰る、という感じです。先日は西日暮里で降りてみたらなかなかディープで楽しくて! とても安い立ち食いそばのお店があったので入って、天ぷらがすごく固かったんですけどおいしかったです(笑)。

──では、葵さんの今後の夢や目標を聞かせてください。

 映画が好きなので、映画に出たいです。もちろん映画だけでなくドラマにも出たいですし、いろんなジャンルで活躍できる女優でいたいなと思っています。女優に軸を置いて、いろんな活動をさせてもらえたら。

──あくまで中心は女優業だと。

 はい。やっぱりそこがしっかりしていないと、他のことをやったときにブレちゃう気がして。何をしているかよく分からない人にはなりたくないので、芯は強く持っていたいなと思っています。

──ちなみに、女優を目指すきっかけとなったお母様は、今の葵さんの活動をどうおっしゃっていますか?

 昔小劇場に出ていた頃はダメ出しばかりされていてビクビクしていたんです。でも最近は褒めてもらえることも多くなったし「頑張れ」と言ってもらえているので、私も堂々と「これに出ました。見てください」と言えています。まぁ今でもたまにダメ出しはありますけど(笑)。

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▽葵うたの
1999年7月4日生まれ、埼玉県出身。ドラマ『ガールガンレディ』に南加奈役で出演するなど女優として活動。講談社「ミスマガジン2020」でファイナリスト・ベスト16にも選出され、2021年には『週刊プレイボーイ』(集英社)でもグラビア出演を果たした。
AUTHOR

左藤 豊


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