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UPDATE|2021/11/23

多彩なる若手女優・葵うたの、引きこもりだけど好奇心旺盛な素顔「行き先を決めずに散歩しています」

葵うたの/撮影:田中健児


──女優を目指して子どもの頃から一直線だったんですね。

 そうです。ただ、その夢が負担になった時期もあって。「自分は本当に女優になりたいのか」と考えたときに、母から「別にやらなくてもいいんだよ」と言われたんです。私は「絶対女優にならなきゃダメって言われるだろうな」と思っていたので意外で。でも「やらなくてもいい」と言われてもお芝居をやりたい自分がいることに気付いて、そこからは自分の意志でこのお仕事をしています。

──女優としてはこの春放送された『ガールガンレディ』(4~6月)で連続ドラマ初出演を果たしました。ドラマの現場はいかがでしたか?

 同世代の方がたくさんいてとても刺激になりました! 初めてのドラマだったので勉強になることが多かったです。ただ単に演技をするだけでなく、カット割りや撮られ方などいろんな要素を意識しなければいけないので集中力が必要だな、と。あとアクションもあったんですけど、相手の女優さんにケガをさせちゃいけないしこっちもしちゃけないという中で、いかにバトル感を出せるかというのは苦労しました。

──アクションシーンでは、剣道などの習い事の経験も生きたのでは?

 はい、剣道やダンスをやっていて体幹はあったので、そこは生きたと思います。また、私は高校生のときに小劇場の舞台に出ていて、そこで銃を持つ役をやったことがあったので銃の構え方はなんとなく記憶にあって。オンエア後エゴサをしたら私の銃の構え方を見てくださっている方が結構多くいらっしゃって「よっしゃ!」となりました(笑)。

──エゴサ、するんですね。

 はい、やっぱり反応は気になります。それに、視聴者の方の反応を見て初めて「見てもらえているんだ」という実感も湧くので。

AUTHOR

左藤 豊


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