──どうして今の事務所を選んだんですか?
神部 メールで応募できたからですね。履歴書を書かなくていいし、お金もかからないし……。そんな簡単には決まらないだろうと思って、とりあえず送ってみたら、たまたま見てくれたマネージャーが連絡をくれて。事務所まで顔合わせに行ったら、たまたま隣の部屋に副社長がいて、「いいじゃん」って一言で所属が決まりました(笑)。
──とんとん拍子ですね~。親はどういう反応でしたか?
神部 事務所が決まった後に言ったんですけど、私は子供の頃から自分で決めてから報告するタイプだったので、決めたなら親が何を言っても気持ちは変わらないだろうなってことで認めてくれました。
──最初はモデル志望だったんですか?
神部 そうですね。芸能界=モデルみたいな感覚で、「どんな仕事やりたいの?」って聞かれても、明確な目標が出てこなかったんですよ。そもそも学生時代は芸能界に興味がなかったですし、熱心にテレビを観ていたわけでもないし。今考えると、かなり無謀でしたね。
──『ダイヤモンドグローブ』(フジテレビ)のラウンドガールも務めていましたが、格闘技関係の仕事をしたいという気持ちは芸能界入りするときからあったんですか?
神部 格闘技はやるものか観るものという感覚だったので、ラウンドガールのお仕事をいただいたときは、正直「インターバル中に休めないじゃん」って気持ちでした(笑)。
──試合を観るのに集中させてくれと(笑)。
神部 いつも気合を入れて試合を観ているので、インターバル中に仕事するなんて耐えられないなと思ったんです(笑)。