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UPDATE|2024/05/13

乃木坂46 山下美月の卒業コンサートが東京ドームで開催「生まれ変わっても絶対にアイドルになりたい」

(C)乃木坂46LLC



以降も『13日の金曜日』『ハウス!』といったライブの定番曲を連発し、うさぎ型トロッコに乗ったメンバーがファンの近くまで出向いた。そして、山下が初めてシングル表題曲でセンターを務めた「僕は僕を好きになる」で、早くもこの日最初のクライマックスを迎える。

MCでは「まだ実感が湧かないですけど、昨日すごく楽しいライブができて、今日は冒頭から『これで最後なんだな』と1曲ずつカウントダウンしている感覚」と口にする山下。続くブロックでは、美月の「月」にちなんだ楽曲を連発。『満月が消えた』『月の大きさ』『届かなくたって…』をメドレー形式で披露すると、『狼に口笛を』では狼の姿をしたダンサーも加わりライブに華を添える。

ユニットブロックでは「自分がセンターにも関わらず、MV撮影当日に振り入れをして、それ以来一度も踊ったことがない」という坂道AKBの楽曲『初恋ドア』を、4期生の黒見明香、佐藤璃果、林瑠奈、松尾美佑、弓木奈於とともにライブ初披露。

梅澤美波と2人で歌う『ファンタスティック3色パン』では、曲中ビーチフラッグ対決をして負けた山下が「自分史上最高のぶりっ子一言」を無茶振りされたり、梅澤から山下に向けて「これからは背負うものは何もない、外から見る乃木坂を楽しんでほしい。そして、外から乃木坂がどう見えるのか教えてください」とメッセージを送る。

また、 『1・2・3』(からあげ姉妹/生田絵梨花&松村沙友理の楽曲)では伊藤理々杏が山下と2人で一緒に歌える喜びを口にし、『言霊砲』では与田祐希が「あなたは乃木坂の誇りです」、久保史緒里が「ずっと言えなかったけど……最後に言わせてください。山下をずっと尊敬していたし、ずっと大好きでした」と、同期メンバーがそれぞれの思いを伝える。

早くも落涙する山下だが、『無口なライオン』では彼女を慕う賀喜遥香とハグする一幕もあり、山下らしい強いグループ愛が伝わる選曲と、メンバーから山下への感謝が強く感じられる演出でファンを楽しませていく。

初日はオリジナルのユニット編成で披露した『銭湯ラプソディー』も、この日はメンバー全員でパフォーマンス。曲中、手拭いを頭に乗せたメンバーがシャンプーハットを客席に投げ込む演出で大きな盛り上がりを見せると、その後も『裸足でSummer』『おいでシャンプー』と曲ごとに会場の沸点が更新されていった。

山下を除く3期生が思い出話に花を咲かせるMCを経て、ライブは折り返し。山下は『心にもないこと』で5期生と一緒に歌い踊ったかと思えば、曲中「絶対に明るい未来しか待っていないと私が保証するので、何も心配なく、無理をせず乃木坂を楽しんでくれたら」とグループを託す言葉を送ったほか、同日に22歳の誕生日を迎えた池田瑛紗をお祝いするサプライズも用意。

CREDIT

文/西廣智一


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