梅澤美波に代わって『THE TIME,』（TBS系）の月曜レギュラーに就任した5期生の一ノ瀬美空。昨年2月の加入から全国ツアーや単独ライブ、メディア出演など着実に活躍の場を広げている5期生だが、一ノ瀬もその中心にいる一人である。乃木坂46に受け継がれてきたあざといキャラの継承者としても注目が集まっている彼女の魅力を掘り下げてみたい。
【関連写真】一ノ瀬美空が出演したフレッシュさあふれる5期生ライブ一ノ瀬は5期生メンバーとして2番目に紹介された。与田祐希と同じく福岡県出身という共通点とひと目見ただけで虜になってしまうような笑顔、そして清楚なビジュアルで大きな話題を呼んだ。そんな一ノ瀬は幼少期からピアノを習っていたこともあり、生田絵梨花を通じて乃木坂46というグループの存在を認識したという。
『乃木坂46公式書籍 10年の歩き方』（KADOKAWA）では、「自分がアイドルになりたいとは思ったことが一度もなかったんですけど、このオーディションがあるっていうのをいろんな場所で目にして。自分とは程遠い存在だと思っていたので、自分でもなんで受けたかわからないんですけど、何度も広告を見ているうちに、なんとなく受けないと後悔するような気がしてきたんです」とオーディションを受けた当時の様子を振り返っている。
5期生は逸材揃いと言われることが多い中で、一ノ瀬は初のお披露目の場となった『第1回 5期生お見立て会』からすでに存在感の強さを見せてきた。同イベントでMCを務めた髙橋大輔が好きな芸人について質問すると、素直に好きな芸人の名前を答えた一ノ瀬に対して、「（『乃木坂工事中』MCの）バナナマンというコンビはご存知ですか？」とツッコみを入れるという光景も印象的だったが、中でも「ガールズルール」でセンターに抜擢された際に見せた笑顔はじけるパフォーマンスは、今後の伸びしろを十分に感じさせるものだった。
当初、その清楚な佇まいからおしとやかなイメージを持っていたファンも多かったが、、2022年3月13日放送の『乃木坂工事中』（テレビ東京系）では、あざといキャラでもある秋元真夏と山下美月を憧れの存在に挙げ、「私もあざといキャラを継承できるように」と意気込みを語った。さらに、番組内で行われた擬似握手会で必殺技である「み〜キュンキュン」を披露するなど、あざといキャラの後継者として大きなインパクトを残した。そして5期生の初の冠番組となった『新・乃木坂スター誕生！』（日本テレビ系）で一ノ瀬の個性が大きく花開いていくことになる。
