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UPDATE|2024/05/13

乃木坂46 山下美月の卒業コンサートが東京ドームで開催「生まれ変わっても絶対にアイドルになりたい」

(C)乃木坂46LLC

乃木坂46 山下美月の卒業コンサートが5月11日(土)・12日(日)に東京ドームで開催された。

【写真】アイドル人生ラスト、涙を浮かべる山下美月ほか【32点】

2016年9月に3期生としてグループに加入して以降、アイドル活動以外にもモデルや女優など多方面で活躍し続けてきた山下美月。約8年間にわたるアイドル人生の集大成となるステージは、グループにとって1年ぶりの東京ドーム2DAYS公演にて実施された。会場には2日合計で約10万人が足を運んだほか、2公演ともインターネット生配信が実施され、多くのファンが山下の新たな門出を見守った。

最新シングル『チャンスは平等』からスタートした11日公演は、冒頭で山下が月型ゴンドラに乗って登場。山下自身が考案したというセットリストは「卒コンっぽくない内容」をテーマに、グループの基盤を築き上げた先輩メンバーへのリスペクトを込めつつ、さまざまな場面で現メンバーにもスポットが当たる形で進行していく。

美月の「美」にちなんだ楽曲ブロックのほか、山下も参加していた若様軍団をはじめとする“軍団”曲ブロック、メンバー全員が“うさみみ”をつけてパフォーマンスするなど、多彩なセットリスト&演出で観客を魅力。

特に“軍団”曲ブロックでは山下、賀喜遥香、五百城茉央、一ノ瀬美空、川崎桜からなる1日限りの“山下軍団”も登場し、今回のために山下自身が作詞や振り付けを手がけた新曲『恋山病(こいざんびょう)』も初披露され、終始笑顔の絶えないライブとなった。

続く12日の最終公演も山下考案のセットリストのもと、彼女が愛した乃木坂46の魅力が凝縮された魅力的なセットリストで展開していった。会場が暗転するとスクリーンに「山下美月」「乃木坂46」「LAST DAY」の文字が表示され、そのまま『OVERTURE』に突入。

逆光が差す中、山下がひとり姿を現すと「今日は私にとってアイドルとしての最後の1日です。ここまで皆さんとともに一緒に来ることができて、本当に幸せでした。最後までよろしくお願いします」と挨拶し、3期生楽曲『三番目の風』からライブをスタートさせる。

ステージ上には山下をはじめ3期生が勢揃いし、「3期生、いくぞーっ!」の掛け声をきっかけに会場のボルテージは急上昇。その後、4期生や5期生も合流し、『自分じゃない感じ』へと続き、『ガールズルール』では曲冒頭で山下が「東京ドーム、騒げーっ!」と観客を煽り、会場の熱量はさらに高まり続ける。

CREDIT

文/西廣智一


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