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UPDATE|2024/03/11

乃木坂46、全124曲披露の12周年ライブが開催「これが乃木坂の伝統で、私たちにとっての試練」

乃木坂46・山下美月


アンコールでは4月10日にリリースを控えた35thシングル『チャンスは平等』を、サプライズで初披露。センターの山下を中心に、グルーヴィーなディスコサウンドに乗せて軽やかなダンスが展開され、観客を大いに楽しませた。初披露を終えると、このシングルをもって卒業する山下は「一緒に掛け声ができる部分があったり、覚えやすいダンスになっているので、この曲で皆さんともメンバーとも笑顔でお別れできるんじゃないかな」と笑顔でコメントを寄せた。

アンコールではその後も『他人のそら似』『好きというのはロックだぜ!』が連発され、ここで当初アナウンスしていた123曲披露を完遂。4日間のライブを全うした与田は「(スタッフが)『BIRTHDAY LIVE』は乃木坂の成長記録だと言っていて。今日いないメンバーも含めて、今年の『BIRTHDAY LIVE』を迎えられたことがすごく幸せです」、遠藤は「私はライブが好きで仕方ないです。心臓が潰れるほど緊張しても、不安に負けてしまっても、泣いちゃいそうなぐらい体が追いついていなくても、(ライブ本番には)涙が出るぐらい楽しいと思える瞬間があって。そこで頑張ってよかったと思えるから、私はやっぱりライブが好きなんだなとこの4日間で感じることができました」と、それぞれの思いを語る。

そして“124曲目”として、乃木坂46のライブのエンディングには欠かせない『乃木坂の詩』を観客と一緒に合唱。最後にキャプテンの梅澤が「全日違うセットリスト、正直すごく過酷でした、でもこれが乃木坂の伝統で、私たちにとっての試練なんだと思います。『BIRTHDAY LIVE』は乃木坂46にとって大きな武器になります。これからもずっと守っていきたいと思います」と力強く宣言し、4日間におよぶ12回目の『BIRTHDAY LIVE』は終了した。

ここから13周年へ向け、新たな一歩を踏み出した乃木坂46。35枚目シングル『チャンスは平等』のリリースや山下の卒業、6期生の加入などさまざまなトピックが控えているが、彼女たちがどんな形で成長を遂げていくのか、どんな未来を見せてくれるのか、しっかり見守ってもらいたい。

※掛橋沙耶香はケガの治療で活動休止中の為、金川紗耶は体調不良の為欠席。
※川崎桜の崎はたつさき。

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CREDIT

文/西廣智一


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