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UPDATE|2024/02/03

元舞妓の経歴で話題・莉乃、初グラビアの心境「体型にはずっと自信がなかったので不安だった」

莉乃 撮影/たむらとも

16歳で単身京都へ向かい、20歳まで舞妓として活動、今年1月の『FRIDAY』(講談社)に掲載された撮り下ろしグラビアをキッカケに、芸能界デビューを果した莉乃。今回、初グラビアの心境を聞いた。

【写真】元舞妓という経歴で話題、莉乃の撮りおろしカット【8点】

──『FRIDAY』掲載後、SNSなどを通じてたくさんの声が届いていると思います。

莉乃 これまで雑誌も読まない・SNSもしない生活を送って来たので、「私のことを見てくれる人が果たしているのだろうか?」と不安に思っていたんです。なので発売後、私が直接出会ったことのない方から「応援するね」という一言をいただけているのが、すごく不思議で面白いことだなあって驚きしかありませんでした。

──初仕事がグラビアと聞いたときは、どう思いましたか?

莉乃 今まで人に写真を撮られる経験もない上に、水着をプールの授業以外で着たこともなくて。しかも、舞妓時代は常に「太っている」と言われ続け、そのコンプレックスの反動で逆に激痩せしてしまったりと体型にはずっと自信がなかったので、そんな私で大丈夫!?って不安でした。

話が決まった後も自分が水着になって写真を撮られることに現実味がなく、撮影直前まで他人事でした。「あ、明日撮影なんだ~」って(笑)。当日、いざ現場に着くと、たくさんの方々に囲まれて、そこでやっと自分が撮られる、しかも『FRIDAY』さんに載るんだと思った瞬間、もうカチコチでした。

──初の撮影、いかがでした?

莉乃 衣装合わせで初めて人前で水着姿を見てもらったときは、ものすごく恥ずかしいという感情しかなく、いざ撮影が始まってもずっと顔がこわばりっぱなしの上、頭真っ白。表情もポーズも何も考えられませんでした。

けど、衣装さんにメイクさん、スタッフのみなさんがフレンドリーな方々ばかりでたくさん話しかけてくれたんです。撮影中もカメラマンさんがずっと笑わせてくれて、そのおかげで最後まで楽しく撮影できました。何より私一人の写真を撮るために衣装を用意していただき、メイクしていただき、一番きれいな姿を残していただける……こうした、人生で二度あるかわからないような貴重な経験ができていることの貴重さに気づき、すごく幸せな気持ちになっていました。

AUTHOR

田口 俊輔


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