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UPDATE|2024/02/22

あのCM美女は誰!? 23年は計8本出演、翔野葵「どんな役でも馴染める顔が強み」

翔野葵  撮影/松山勇樹

CMでの活躍が目立つ新進俳優の翔野葵。日本コカ・コーラ「アクエリアスNEWATER」『冬のカラダも、汗っかき。』篇で「推ししか勝たん!」と推し活に夢中になる美女、といえばピンとくる人もいるのでは? ’23年は計8本のCMや広告に出演。さらに、新海誠監督の劇場アニメを舞台化した『言の葉の庭〜The Garden of Words〜』に出演するなど活躍の幅を広げている。令和のCM美女・翔野の素顔とはーー。

【写真】令和のCM美女・翔野葵の撮り下ろしカット【7点】

「テレビCMだと全国で流れることが多いので、家族や地元の友人に『朝、決まった時間にCMが流れるから、葵におはようって挨拶してから出かけるんだよ』と言われたり、駅や電車の車内広告だと『出勤するときに必ず葵ちゃんに会う』というファンの方がいたり。自分のCMが、そういう生活のルーティンの一つになれているのがうれしいです」

’23年は、ポニークリーニング「ポニポニ♪」TV-CMやGoogle Chrome WEB-CM「だんぜん、Chrome | パスワード管理篇」などのCMに出演。なかでも駅構内や電車の車内広告など、目にする機会も多かったベルシステム24のブランド広告「その声に、どうこたえるか。」は、翔野自身も思い出深かったという。

「"やる気"とか、"消極的"とか感情を擬人化した脳内研究所、という設定のストーリー仕立ての映像で、私は“やる気”を担当しているYARUKAという女の子を演じたんですけれど、それがすごく難しくて。普段、人間にはいくつもの感情があるから一つの感情だけで演じないで、と指摘されることが多いのに、これはその逆で“やる気”という感情だけで演じなくちゃいけない。今までとは違うアプローチが必要だったのを覚えています」

苦戦した分、完成したCMには感激もひとしお。「当時のマネージャーさんと一緒に広告がある場所を見に行って、自分と記念撮影しました」と笑顔を見せる。

「そのときは、ファンの方だけではなく事務所の先輩からも『見つけたよ』と連絡いただいたり、反響が大きかったです。でも、誰よりも私のCMを見つけるのが早いのは、母。私が告知する前に『これ、葵?』と聞いてくることが本当に多いんですよ。その連絡で私がマネージャーさんに『もう公開されています?』と聞くことも(笑)。母のエゴサ力、本当にすごいです」

芸能界入りは、そんな母親からの応援も大きかった。高校生のとき、地元・愛知県で開催されたオーディションに参加。「楽しそう!」とスイッチが入ったが、高校卒業後はOLとして就職。一度はあきらめた夢だった。


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