FOLLOW US

UPDATE|2023/10/21

チケット争奪戦の新鋭アイドル・yosugala「酔った勢いで友達をグループに勧誘しました」

(左から)汐見まとい、黒坂未来 撮影/友野雄


──ということは、1年くらい空白の時期があったということ?

汐見 そうなんです。ずっとメンバーを探していたんですけどプロデューサーのこだわりがすごく強くて、「この子はどう?」「いや違う」という状態が1年くらい続いていました。

黒坂 3人は2021年のゴールデンウィークくらいには顔合わせをしていました。

──酔った勢いで君島さんを誘ったエピソードは、8月放送のテレビ番組『ねる、取材行ってきます』(フジテレビ)でも語っていましたね。とても面白い経緯だと思いました。

汐見 凪と私はもともと友達で、一緒にお酒を飲んでいたんです。ちょうどその時“顔が可愛くて歌が上手い女の子を探している”って状況だったので、「こいつしかおらん!」と思って誘ったんですよ。凪も酔っ払っていたから「うん、やるやる~!」って感じで(笑)。その場で写真を撮って事務所に送って、そこからはスピーディーに進みました。

──ようやくメンバーが決まって「この4人なら行けるぞ!」という自信もあったんですか?

汐見 いえ、正直最初は不安でしたね。4人とも個性が強すぎるというか、みんな団体行動ができないタイプだから(笑)。「大丈夫かな」という気持ちでした。

黒坂 それに、今でこそ注目してもらえているけど、最初は全然動員がなかったんですよ。

──え、そうなんですか?

黒坂 デビューした当初は、特典会をしても来てくれる人は全員合わせて10人いるかいないかぐらいでした。

汐見 動員もないしメンバーの性格もバラバラだし、とても順風満帆なスタートではなかったです。そもそも実力が伴っていなかった。「PassCode」「uijin」「AliA」といった名前や話題性だけが一人歩きしていて、自分たちの実力がついていけていないから焦りもありました。

黒坂 プレッシャーだったよね。

汐見 うん。もちろんプレッシャーは今もあるんですけど、いい意味でそれがエネルギーになっているというか。今は「名前に見合った活動をしよう」という意識を持って活動しています。
AUTHOR

左藤 豊


RECOMMENDED おすすめの記事