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UPDATE|2023/08/07

タイで日本のアイドル文化の影響を受けたグループが続々誕生、Sumomoが語るKAWAIIへの想い

撮影/たむらとも

日本のアイドル文化に影響を受けたグループが、タイで次々と誕生している。3度目の来日を果たしたSumomoは2019年に結成された5人組。アジア圏で人気を博すFES☆TIVEの妹分として、アッパーな楽曲と親しみやすいキャラで人気を博している。8月5日に予定されていたTIF出演はビザの関係でキャンセルとなってしまったが、その後の来日スケジュールは予定通りこなすとのこと。KAWAIIカルチャーに対する熱い想いとアイドルとしての意気込みを語ってもらった!

【写真】Sumomoのソロカット&それぞれのプロフィール

──みなさんの間では、宮脇咲良さんが大人気のようですね。タイではLE SSERAFIMが大ブレイクしているんですか?

ナムフワァーン というより、私はIZ*ONE以前のHKT48時代から大ファンだったんですよ。昔から抜群に顔が可愛かったので。

プイファーイ タイでは48グループの人気がすごく高いんですけど、その中でもナンバーワンは宮脇咲良さんだと思います。アイドルに興味がない人でも、みんな知っているんじゃないかな。

ナムファー タイにはタイで活動するタイ人のアイドルがいて、それとは別にK-POPも人気なんですけど、日本のアイドルも昔からファンが多いんです。特にBNK48ができてからは、その傾向が強いかもしれません。日本でも人気だったラストアイドルも、ラストアイドル・タイランドとして活動していますし。FES☆TIVEもタイではすごく人気があるので、私たちもその妹分としてグループがスタートしたんです。

──そもそもタイのアイドルシーンは、現状、どのような構図になっているんですか?

ウム BNK48は別格です。事務所も大きいし、テレビにも出ていますし。私たちSumomoはライブアイドルとして活動しているんですけど、規模が大きくないグループのほうが数としては全然多いと思います。

ナムファー タイで活動している日本式アイドルの特徴は、握手会やチェキ撮影に力を入れていることなんですね。それはBNK48の影響もあるんですけど、ライブを活動の中心にするというスタイル自体は、私たちの事務所の先輩グループ・Siam☆Dreamが始めたところがあるかもしれません。

──日本だと、ライブアイドルは主にライブハウスやアイドルフェスを主戦場にしています。Sumomoの場合は?

バイヨーク バンコクにすごく大きなドン・キホーテがあるんですよ。日本のお店よりもはるかに巨大で、ショッピングモールみたいになっているんですけど。お店には吹き抜けのホールがあって、そこでパフォーマンスすることが多いです。

プイファーイ タイってライブハウスがあまりないんです。ロックバンドも、ライブハウスよりはナイトクラブやパブで演奏することが多いですし。アイドルの場合、ショッピングモールが主な活動場所になります。

──ドンキがホームという点に関しては、AKB48と同じじゃないですか。

ナムファー いやいや、AKB48さんは専用の劇場を持っていますから。それに比べると、私たちはまだまだこれからの存在です。
AUTHOR

小野田 衛


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