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UPDATE|2023/05/22

ももクロZ・佐々木彩夏がソロコンでバービーに変身「私のやりたかったことを実現」

AMEFURASSHI・小島はな(左)、ももいろクローバーZ・佐々木彩夏(右) (C)増田慶・小境勝巳


子供部屋で目を覚ましたあーりん。星の電飾が降り注ぐなか、『月と銀紙飛行船』をしっとりと、しかし確かな力強さをもって会場に聴かせる。夢の世界で一緒に遊んだおもちゃたちに反応を求めるが、ここは現実の世界だ。おもちゃたちは当然動くことはなく、子供あーりんはおもちゃの世界が夢の中で永遠にあり続けることを知る。

『空でも虹でも星でもない』のアウトロでは子供あーりんがトイピアノで『キラキラ星』を演奏し、その後ステージは暗転。「おしまい。」の文字がビジョンに映し出され、“ぷにノフ”たちも『AYAKA NATION 2023』という夢の世界の存在を知るのであった。

続いて、佐々木ソロライブではおなじみのニイルセンのイラストを使った映像「ニイルセン劇場2023」が上映され、映像内のぷにノフによる「さーさき!おい!さーさき!おい!」コールで会場を煽ると『あーりんは反抗期!』のイントロが流れ、今回のグッズTシャツを着用した佐々木が登場。コロナ禍以降初の声出しということもあり、会場は再び異様な盛り上がりを見せた。

ライブ初となるMCでは「改めまして、佐々木彩夏です。皆さん盛り上がっていますか?」とファンへと呼びかけた。その後、「おもちゃと一緒に育ってきたので、おもちゃと一緒にライブができたらいいなと思って『FRIENDS』というタイトルにしました」と今回のライブの主旨を伝え、さらに来場したファンと、配信を視聴しているファンへ感謝の言葉を述べた。

『AYAKA NATION』では定番曲である「あーりんはあーりん」(正式にはハートが付く)のイントロが流れると、「あーりん!あーりん!」、次曲『仕事しろ』では「仕事しろ」と会場に“ぷにノフ”たちによる激しいコールの雨が降った。

さらに、24歳の誕生日に配信が開始された『ハッピースイートバースデー!」(これにもハートが入る)をパフォーマンス。MC後、『AYAKA NATION 2021』のテーマソング『A-rin Kingdom』を歌唱。立て続けにラストは『AYAKA NATION』の鉄板曲、『だって あーりんなんだもーん☆』を歌唱しアンコールパートを終えた。

最後のMCでは、「今日はわがままを詰め込んで、私のやりたかったことを実現させてもらいました!どんなコンセプトのライブでも、“ぷにノフ”の皆さんなら受け止めてくれると思っています。ももいろクローバーZが15周年を迎えて、ライブも沢山開催していますが、いつも駆けつけてくれる皆さんの存在がとても心強いです。皆さんの気持ちに救われて、『AYAKA NATION』でのステージも回数を重ねることができています。10回目も目指す勢いで頑張っていけたらなと思っているので、これからもよろしくお願いします。最後までありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

これで、佐々木が送るあーりん劇場『AYAKA NATION 2023 in YOKOHAMA Arena ~FRIENDS~』は幕を閉じた。本編・アンコールを通して、今年のソロコンサートは、ももいろクローバーZの一員として15周年を迎えた佐々木彩夏の”アイドルとしての矜持”をファンに骨の髄まで感じさせる内容となった。

また、MCでは佐々木主催のアイドルの祭典『AYAKARNIVAL 2023』の出演者が発表。さらに、映画『バービー』のティザー映像が流れた。8月11日(金)に公開される今回の映画は、完璧でハッピーな毎日が続く《夢》のようなバービーランドで暮らすバービーとケンが、ある日すべてに限りのある“人間(リアル)世界(ワールド)”に迷い込み、本当に大切なものを見つけるドリームファンタジーとなっている。

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