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UPDATE|2023/05/22

ももクロZ・佐々木彩夏がソロコンでバービーに変身「私のやりたかったことを実現」

AMEFURASSHI・小島はな(左)、ももいろクローバーZ・佐々木彩夏(右) (C)増田慶・小境勝巳


会場VTRに切り替わると女の子あーりんのパパが帰宅。ドアをノックし、ママがドアを開けると「あーりん、これ欲しがってたろ?」と、パパがバービーとケンのドールが入ったボックスを両手に持っている。VTRが明けると、バービードールのボックスを模した同型の巨大なピンクのセットが現れ、その中にはバービーの衣装を着たあーりん・「バービーあーりん」とケンの衣装を着たAMEFURASSHI・小島はな、「ケンはな」の姿が。

オールディーズ風にアレンジされた『My Cherry Pie(小粋なチェリーパイ)』を「バービーあーりん」が歌い上げると、会場はかつて50年代のプロムで恋人たちが見せたような、甘美な雰囲気に包まれる。

さらに、50年代を象徴するロカビリードレスを身にまとった女の子たち──AMEFURASSHI・愛来、鈴木萌花、市川優月──も姿を現すと、ウッドベースの特徴的な響きとR&Bのギミックが盛り込まれた『My Hamburger Boy(浮気なハンバーガーボーイ)』、重厚なバンドサウンドとシャッフルでアレンジを効かせた『MORE WE DO!』、あーりんが総合プロデュースを務める浪江女子発組合の楽曲『ロマンスはエチュード』を披露。会場に異様な熱気をもたらし、「バービーあーりん」はステージを去った。

残された女の子たちは「ケンはな」を取り合うこととなったが、彼は「バービーあーりん」に心を奪われた様子。

雷の音が鳴り響いた直後、悪魔に扮した悪あーりんと子分が登場し、「バービーあーりん」と「ケンはな」はステージから逃げるように去ってしまう。昨年に開催された『AYAKA NATION 2022』のテーマソング・『Lady Cat』を悪あーりんが披露すると、会場に怪しげなムードが漂い始めた。

その後もギターのメタルサウンドが際立つ『Bunny Gone Bad』、ストレートなロックチューン『SPECIALIZER』が会場のダークな雰囲気を一層醸成する。

次曲『CONTRADICTION』では、悪あーりんと子分たちが光る剣を手に携えてパフォーマンス。他のおもちゃたちは陰でこっそり悪あーりんの様子を眺めていたが、続く『キューティーハニー』の間奏では悪あーりんがウサギのおもちゃたちを人参でおびき寄せ、心配したおもちゃたちが大集合する。

すると、悪あーりんが冒頭で子供あーりんが見つけられなかったロボットのゼンマイをまいてあげるという驚きの展開に。悪あーりんが悪いおもちゃではないことが判明すると、会場は安心感に包まれた。

そんな会場に爽やかな疾走感を感じさせるロックチューン『BIONIC CHERRY』、サビが強烈なポップチューンとして楽曲を脳裏に印象付ける『Majoram Therapie』を続けて披露すると、会場の盛り上がりは最高潮を迎える。

冷めやらぬ熱気のままVTRへと物語は移り、ライブが逆再生される映像が映し出され、冒頭のVTRでも登場したウサギのぬいぐるみが「ビビー」と光線を送る場面へ。全ては巻き戻され、あーりんは子供の姿へ戻るのであった。


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