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UPDATE|2023/04/06

櫻坂46大沼晶保、ハマチ解体に船舶免許…属性てんこ盛り少女がバラエティで本格ブレイクする日

大沼晶保(右)/MARQUEE Vol.145(マーキー・インコーポレイティド)


まずは作曲。よくリズムが頭の中で降ってくるという彼女は、リズムを曲にして動画をつけた“沼ソング”を特技として披露。最初はラップのように言葉に韻をのせた風だったが、その後に曲のレパートリーが増えていくとサビがはっきりしてきてメロディーもつくようになり、より音楽らしくなってきた。

動画内容がまたシュールで、『生命力』と題して公開した沼ソングでは植物や小動物を映していき、ラストに富士山を大写しして大自然の生命力を伝えるようなものになっていた。彼女の手描きイラストで構成された動画も多く、曲とイラストの相乗効果で中毒性が増している。

この特技には次第にメンバーもハマっていき、シリーズ化していく。はじめは大沼個人での制作にとどまっていたが、昨年には『そこ曲がったら、櫻坂?』内でキャプテン菅井友香の卒業時に菅井本人からのリクエストで新曲を披露、23年年始の同番組コーナー『祝!2023年ピョコピョコ新年会』でも大沼の曲『シンデレラ無双』に小林由依・齋藤冬優花・武本唯衣が振付をつけて“沼ダンス”として踊るほど。櫻坂の余興といえば沼ソング、といえるほどにグループに定着してきた。

大沼は、グループ加入初期からしばしば手描きイラストをブログにアップしていて、今もアニメ作りが趣味の一つだという(TVer3月10日公開『TVerで学ぶ!最強の時間割』より)。その絵はプロのイラストレーターが描くような写実的なものではないものの、恥ずかしがらずに公開し続けたことで、周りを巻き込んで自分の持ちネタにしてしまった。この、人を巻き込む力も昨今の躍進には欠かせなかっただろう。

AUTHOR

大宮 高史


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