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UPDATE|2023/01/15

櫻坂46守屋麗奈、研修生からセンターをつかむまで…ぶりっ子なだけじゃないダンスにも注目 

櫻坂46 守屋麗奈1st写真集「笑顔のグー、チョキ、パー」(竹書房)

櫻坂46が2023年に初めてリリースする5thシングル『桜月』(2月15日発売予定)で、2期生の守屋麗奈が初めてセンターに抜擢された。守屋は欅坂46末期に研修生から昇格し、櫻坂46の2年間で最もブレイクしたメンバーの1人だ。テレビでの活躍や自ら開眼したぶりっ子キャラクターで、同期や先輩と並ぶに至った彼女の経歴を振り返ってみよう。

【写真】抜群の透明感、守屋麗奈の撮りおろしカット【10点】

 5thシングルは過去4作でセンターを務めた森田ひかる・山﨑天・田村保乃が2列目にまわり、1stアルバムリード曲『摩擦係数』フロントの藤吉夏鈴も2列目で最前列をサポート、センターに守屋、1列目左右は小池美波・小林由依という布陣になった。守屋と同じく研修生から昇格した大園玲が初めて2列目に入り、増本綺良も初選抜に選ばれた。

 初センターの守屋は、2018年の坂道グループ合同オーディションを受験、この合格者が現在の乃木坂46の4期生、櫻坂46・2期生、日向坂46・3期生となる。ただし守屋は一旦坂道研修生として正規配属待ちの状態に。オーディション合格発表から1年3ヶ月を経た2020年2月にSHOWROOM配信で、キャプテン菅井友香から欅坂46への配属が発表された。

 2020年の欅坂46は年明けに平手友梨奈が電撃脱退、コロナ第一波とイベント開催の制限により有観客ライブも握手会もほとんど開催できないまま、10月に櫻坂46に改名となった。守屋ら研修生を経て加入した6人の新2期生(守屋・大園・増本・大沼晶保・遠藤光莉・幸阪茉里乃)の欅坂時代は1年足らずで終わってしまった。

 それでも櫻坂46の1年目とともに守屋もブレイクを始める。「ぶりっ子キャラを定着させたい」と、『そこ曲がったら 櫻坂?』(20年10月25日放送回)で手をグーにして前髪の上にあてる「コツコツ」の決めポーズを発明し、ファンとメンバーに定着。ぶりっ子ぶりはカメラが回っていない時も一貫しているようで、楽屋裏で可愛い独り言が癖になっていることを指摘されるなど、全く無意識で、それも加入後から癖になり始めたようだと答えていた(21年11月7日放送『そこ曲がったら 櫻坂?』第1回櫻坂46あるある発表会)。ぶりっ子キャラは自分自身を覚えてもらうために開眼し、しかも演じているうちに体得してしまったことがうかがえる。こうしたキャラクターはメンバーにも愛され、彼女のマネをする「れなぁごっこ」も流行っているそうだ(『そこ曲がったら 櫻坂?』22年12月28日放送回)。

 21年には朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)の8月~9月の木曜レギュラーメンバーに選ばれる。『ラヴィット!』は朝の番組ながらニュース報道に寄り過ぎず、かといってバラエティ寄りでもどぎついネタやトークは無く視聴者がほっこりできる番組。同時間帯のワイドショーとは一線を画し、ラヴィットファミリーとして出演者同士の仲も良いこの番組は、彼女の外番組初レギュラーにはぴったりだったようだ。

 21年10月からは水曜日レギュラーとなって12月まで続投。この5か月間で日本各地でのロケ・レポートを経験し、お茶の間に得意の笑顔を振りまいた。『ラヴィット!』には櫻坂からその後田村と大園、そしてこの1月からは増本もレギュラーメンバーになるが、トップバッターの守屋も、今も時折番組に招かれている。
AUTHOR

高史 大宮


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