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UPDATE|2023/02/17

BreakingDown瓜田純士がバン仲村戦へ心境激白「みんなが期待している感動ストーリーにはならない」

撮影/たむらとも


「騒動以来、彼女とはまったく連絡を取っていません。当時は未成年だったその子も、今は田舎で静かに暮らしている可能性が高い。ひょっとしたら結婚して母親になっていることも想定できる。彼女にしてみたら、10年前の話の詳細を今になってバラされるのは勘弁してほしいのでは? ついでに言うと当時は小さかった光の子供だって、今は大きくなっているでしょうから。離婚して離れて暮らしているとはいえ、学校で『お前の父ちゃん、BreakingDownに出ているバン仲村だろ?』とか言われているかもしれないじゃないですか。そのへんの事情を考えると、俺があの一件を細かく説明することによって、いろんなところに迷惑がかかっちゃうかなと躊躇していたんです」

そもそも瓜田と仲村の因縁は、視聴者サイドからすると不可解なことが多かった。事件の断片的な情報は明かされていたものの、具体的に何が原因でどう揉めたのかというところまでは踏み込んで説明されていなかったからだ。瓜田としては、そこは“大人のエチケット”として無言のコンセンサスが成立していると考えていたという。しかし仲村側の主張が世に出たことで、紳士協定は破られた。

「結局、俺がお人好しすぎたということでしょうね。光がインタビューの中で話していたことだけでなく、なぜ俺はその子と東横インのエントランスにいたのか? なぜそこに彼は来ることができたのか? なぜ彼は俺たちの会話内容を把握していたのか? なぜ俺は謝り倒してまで少女を東京に連れていこうとしたのか? やましいことなんて1個もないから、俺はなんだって説明できますよ。それを実際にしたら、光が赤っ恥をかくだけでしょう」

仲村サイドは瓜田との遺恨について「もう水に流した。まったく恨んでいない」とコメント。しかし、瓜田はその発言に対して疑問を持っているようだ。

「あいつ自身、どこまで自覚があるのかわからない。だけど、俺からすべてを奪い取るまでリベンジロードは終わらないでしょう。影響力とか存在感とか人気とか、あらゆる面で瓜田純士を超えないと気が済まないんですよ。あの事件で光が負った代償はあまりにもデカかったですから。俺がここで中途半端に反論すると、マイナスのアリ地獄に引きずり込まれてしまう。同じ土俵に乗りたくないというのが本音ですね」

仲村がBreakingDownに初登場したとき、瓜田は「悪かったな」と言葉を投げかけた。しかし、この“謝罪”は世の捉え方とは別のニュアンスが含まれているという。

「俺が謝ったことで、『要するに悪かったのは瓜田。本人も今になってそれに気づいた』という認識でいる人もいるかもしれない。そういうことじゃないんですよ。ただ、光が10年前の件で家庭や社会的立場も含めて様々なものを失ったのはたしかですからね。そこに対して『まぁ結果的には可哀想だったよな』という気持ちが俺にはあった。事実関係は置いておいて、それに対する謝罪です。だけど、光がこうしてくだらない記事を出してくるなら話は変わってくる」
AUTHOR

小野田 衛


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