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UPDATE|2023/01/22

18歳の完売女王・菊地姫奈、素顔は素朴な二次元好き「コンプレックスを武器に頂点へ」

撮影/田中健児


グラビアの仕事をやる前はコンプレックスでしかなかったという胸も、菊地の大きな武器となった。「ミスマガジン」のオーディション後、注目度は増し、芸能活動は忙しくなった。環境も変わったことで心機一転LINEのアカウントも新しくした。

学校での友達は減ったものの、ミスマガ2020同期とは仲良く、遊びにも行くという。さらに今一番仲が良いというのが池袋のアニメイト近くで知り合った友人だ。菊地を語る上でスタイルの良さとともに外せないパーソナリティがこの二次元好きだ。

「アニメグッズの発売日にグッズを交換している人ってすごく多いんですよ。私もカードを10ボックス買ったので交換したかったんですが、友達がいなかったので一人でずっと立ってたんです。そうしたら『朝から夕方までいる子がいる』って声をかけてくれる人がいて。そこからすごく仲が良くなりました(笑)」

池袋でできたオタク友達とは、今やディズニーランドに行ったり、それぞれがお互い推しのアクスタを持って旅行に行く仲だ。

恋愛の相手は二次元の男性だ。初恋の人は「弱虫ペダル」のキャラクター、真波山岳。グラビアの撮影では、好きな「あんさんぶるスターズ!!」のキャラクターのアクリルスタンドを持っていき、その土地の綺麗な景色と一緒に写真を撮影していたこともある。

現在、一番ハマっているのは「うたの☆プリンスさまっ♪」だが、のめり込み方は相当なものだ。

「去年『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』という映画が公開されたんですが、映画館で観た時に一ノ瀬トキヤくんっていう紫のメンカラの男の子が格好よくて好きになりました。ライブ形式の映画で、無発生音声上映とかもあり面白くて。40回同じ映画を観てます!」

スマホにはゲームも入れ、疲れた時には一ノ瀬トキヤの声を聞いて、心を癒している。

こうしたおとなしそうでオタク的一面はある意味、菊地のイメージ通りともいえるが、意外な一面もある。実は普段はピンクであったり、かなり派手めの私服を着ることが多いという。

「めちゃくちゃ派手です。毎回見た人に『何、その格好』って言われます。でもお仕事のときは大人しい服を着てます。切り替えを大事にしているので。性格も実際、友達の前だとウェーイみたいな感じです。友達も同じような感じなので、最近は一緒に手伝ってもらって池袋に交換へ行ってるんですけど、誰も近寄ってこなくなっちゃって(笑)」
AUTHOR

徳重 龍徳


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