ゴールデンタイムの番組『ぐるぐるナインティナイン』(22年6月9日放送)では幼稚園児の衣装でバラエティ定番のタライが落とされる洗礼を浴び、1st写真集『笑顔のグーチョキパー』も発売と2022年も話題を振りまいた守屋だが、パフォーマンス特にダンスのレベルも実は高い。
櫻坂46が開設しているTikTokアカウントではメンバーがダンスを踊る動画が投稿されてきたが、守屋もその中でしっかりキレのあるダンスを見せてきている。『摩擦係数』で初めて挑戦したというブレイクダンスをソロで踊る動画では、ぶりっ子キャラとは別人のようなギャップに驚いてしまう。
『桜月』最前列の小林と小池も櫻坂指折りのダンススキルを持っており、新曲は守屋のビジュアルに合わせたキュートな曲か、前列メンバーのダンス力を活かすクールなものとなるか、どちらの路線でも期待できそうだ。
身長はそれほど高くなく、第一印象はしとやかな守屋は、欅坂から櫻坂へのグループカラーの転換を象徴するような活躍ぶりを昨今見せるようになった。それでいてライブパフォーマンスは欅坂譲りで、二つのグループの歴史をしっかり担っている。
5thシングルフォーメーション発表時の映像で「もっともっと自分自身力をつけて、このシングルでこういう櫻坂46もあるんだぞっていうのをもっと伝えていけたら」と意気込みを見せた守屋。その言葉には、外番組で見せているあざといキャラクターだけでなく、ライブパフォーマンスでクールな貌も見せたい気持ちも込められているかもしれない。
合同オーディション後に即正規配属になった坂道3グループの同期には、既にエース級の活躍を見せるメンバーもいる。スタートは出遅れてしまったかもしれないが、配属決定時に「存在」の二文字を目標に掲げ、グループに入ってくれてよかったと言われる存在になりたいと嬉し涙と共に語った通りの道を歩んでいるのが、努力家ぶりっ子の「れなぁ」だ。
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