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UPDATE|2022/12/31

YOSHIKIは本家紅白、Toshiとの『紅』共演はあるか? 大晦日「ももいろ歌合戦」の見どころ

第6回「ももいろ歌合戦」

毎年大晦日に、ももいろクローバーZが主催している年越しカウントダウンイベント「ももいろ歌合戦」が今年ももうすぐやって来る。第6回となる今回も日本武道館にて有観客で行われ、ABEMAでは8時間無料生放送。さらに、一部、BS日テレとニッポン放送でも放送される。出演者は、今年も大御所歌手、若手注目アーティスト、芸人、声優、YouTuber、アイドルグループ、プロ野球選手と幅広く、まさに老若男女が楽しめる大晦日の国民的コンテンツとして定着して来たと言えよう。

【関連写真】豪華共演、2021年の「ももいろ歌合戦」の模様【72点】

メドレーや企画ものを除いては、出場者が「生歌」で「フル尺」でパフォーマンスするのもこのイベントの最大の魅力。紅組と白組に分かれた対決の図式になってはいるが、男女でチーム分けしているのではなく、男女混合のチームで歌合戦が進行してゆく。今年のチーム編成は、玉井詩織と佐々木彩夏が紅組、百田夏菜子と高城れにが白組となっており、年下組と年上組とに分かれた形だ。

総合司会は、ももクロの盟友、今年で5回目の出演となる東京03の飯塚悟志。本家のNHK紅白歌合戦同様に、出演者一覧には、出演回数が表記されているのだが、さだまさし、笑福亭鶴瓶、水前寺清子、松本明子、森口博子、氣志團、田中将大らが初年度から6回連続出場を果たしているほか、松崎しげるが5回目、泉谷しげると西川貴教が4回目、戸田恵子が3回目、五木ひろしが2回目…といった具合に、大御所達が存在感を示している(田中将大が皆勤賞というのが何ともももクロらしい)。

そんな中、今年注目したいのは、湘南乃風、SOPHIA、nobodyknows+といった初登場の中堅組だ。いずれもビッグヒットを持っているアーティストなだけに、大晦日に、彼らの名曲がフル尺で聴けるとなると今からワクワクしてしまう。

さらに、今後のブレイクが期待される若手グループの出演にも注目したい。今年は、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ=LOVE、TikTokでブレイクした男性グループTHE SUPER FRUIT、ドラマ『六本木クラス』の挿入歌を歌ったTHE BEAT GARDEN、LDHからはFANTASTICS from EXILE TRIBEが出演。昨年、ももいろ歌合戦に出たSaucy Dogが、今年は紅白歌合戦の方に出場することを考えると、もしかしたら、この中から来年は紅白の方に行ってしまうアーティストがいるかも知れない。そんな青田買い的に、ネクストブレイクアーティストをチェック出来るのもこの歌合戦の魅力だ。

ちなみに、2年連続出場となるDa-iCEは、昨年『CITRUS』で日本レコード大賞を受賞したものの、本家の紅白歌合戦への出場はなく、ももいろ歌合戦に出場。つまり、1年を代表する1曲が、大晦日にこちらの歌合戦の方で歌われた形だ。Da-iCEは今年も『スターマイン』という楽曲でノミネートされていた。惜しくも、大賞は逃したものの、もちろん、今年のももいろ歌合戦で聴くことが出来る。

AUTHOR

南 喜一


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