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UPDATE|2019/05/09

樋渡結依 復帰記念インタビュー「AKB48の役に立ちたい気持ちが強くなった」

樋渡結依 撮影/石垣星児



──昨年7月21日にSNSを通じて休業を発表しました。いつ頃から、休業は考えていたのですか?

樋渡 昨年の総選挙が終わった直後です。圏外と結果も残せず、活動についてもいろいろ悩む出来事が続いていたりして、これから何を頑張っていけばいいのか? と、分からなくなってしまったんです。ちょうどこの時期に、進学についても悩んでいたので、卒業することも視野にいれつつ、横山(由依)さんと話し合ったんです。いろいろとアドバイスをいただき自分なりに考えた結果、休業を決めました。

──休業することは前もってほかのメンバーに伝えていましたか?

樋渡 いえ、休業発表の当日に休業することを決めたので、ファンの方同様SNSで伝える形になりました。すぐに心配の言葉や、励ましの言葉をSNS、LINEでいただいたのですが、自分の口で伝えられず、しかも急な形での発表になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。唯一、馬嘉伶だけには、休業前にじゃんけん大会のユニットの相談をされたので、直接伝えられました。ただ、「明日から会えないの!?」とすごく寂しそうな顔をしていたのを今でも覚えています……。

──休む決断を下されても、気持ちとしては落ち着かないですよね。

樋渡 はい。休んでいる間にAKB48の環境は変化していくでしょうし、私も休むことで心境が変化するかも? と考えたら、この決断は良かったのかどうかいろいろと考えてしまいました。しばらくは普通に生活することが怖かったですね。

──休業発表後から一学生としての時間が始まりました。この間はどのような時間を過ごしていましたか?

樋渡 とにかく勉強を最優先に、と考えていました。ただ最初の頃は、今まで2年半AKB48の活動を優先してきたぶん、いざ「勉強、頑張るぞ!!」と思っても、ペース配分がなかなか掴めず。やっと志望大学が決まり、集中できるようになったのも夏休みが終わる頃と、大分遅れてでした(苦笑)。

──Instagramを拝見するに、勉強以外の時間も、しっかりと取り、充実していたようですね。

樋渡 はい、友人とでかけて、お話をしたりしていました。合間にはSILENT SILENさんのライブ、みるきーさん(渡辺美優紀)のライブに遊びに行かせてもらいました。どちらも、ものすごいステージで、楽しみながらこれから復帰したときに、活かせるようにたくさん勉強させてもらいました。

CREDIT

取材・文/田口俊輔 撮影/石垣星児


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