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UPDATE|2019/05/06

NMB48太田夢莉 私服インタビュー(後編)「ついにこれだ!と思えるものに出会えた」

太田夢莉

NMB48の中でも女性人気が高いメンバーが集って結成されたユニットQueentet。メンバーは吉田朱里、太田夢莉、渋谷凪咲、村瀬紗英の4人。4月11日には大阪での単独ライブを成功させ、6月2日には東京でのライブも控えている。5月30日発売の『月刊エンタメ』の表紙にも登場予定の彼女たちを5週に渡って特集。それぞれの“らしさ”が出た私服写真とともにソロインタビューをお届けする。2回目はQueentetのボーイッシュ担当、太田夢莉のインタビューを2回にわたって掲載。前後編の後編です。


(前編はこちらから)
──さて、太田さんといえば3月にファースト写真集『ノスタルチメンタル』を発売されました。

太田 (NMB48の)CDだったら私のファン以外の方も買ってくださいますけど、ソロの写真集って私のことを良いと思ってくださっている方しか絶対買わないものだから、発売するのはドキドキしました。そんな中でファンの方が「写真集の発売、おめでとう」と言ってくださったのはうれしかったですね。私はドライな性格で、普段思っていることをなかなか口に出さないから、ファンの方には結構寂しい思いをさせてしまっていたと思うんですよ。でも今回ソロ写真集という大きなお仕事をつかんだことでファンの方に喜んでもらえたのが、私は一番うれしいです。

──改めて、出来上がった写真集をご自身でご覧になっていかがですか?

太田 写真集のテーマが「ノスタルジー」と「センチメンタル」なんですけど、これを撮影したのは去年の夏、つまり“平成最後の夏”なんですよ。そう考えて眺めると、懐かしさや哀愁がさらに大きくなって余計にエモく感じますねぇ。

──その中でも、太田さんが最もエモいと思うカットは?

太田 え~っ? 全部エモエモですよ~!(笑) でも一番を選ぶとしたら、制服を着て誰もいない校舎に1人で行く場面かな。私は小学生の頃からNMB48で活動しているので、普通の学校生活を送っていないんです。それが心残りだということをカメラマンの松本花奈さんに話したら、「だったら、できなかったことややってみたかったことを詰め込んだ写真集にしましょう」と言ってくださって、制服を着ることになりました。どの写真にも1枚1枚に意味が込められているので、自分で見返してもすべて「エモいな~!」と思える大満足の写真集になっています!

──そして、4月スタートのドラマ『ミナミの帝王ZERO』(カンテレ)で太田さんはテレビドラマ初出演。ヒロインの菜穂子を演じていますが。

太田 ドラマ出演のお話をいただいたとき、最初は「絶対できないです。台本を覚えられないし演技もできないし、自信ないです」と断ったんですよ。

──なのになぜ演じることに?

太田 最近NMB48の中で自分の立ち位置が分からなくなっていて……という相談をスタッフさんにしたら、「だったら演技をやってみるのもいいんじゃない? 外の世界を経験することで、NMB48に対する認識も変わってくるかもしれないよ」と言われて、確かにそうだな、って。一度きりのアイドル人生だし、せっかくお話をいただいたんだからチャレンジしてみようと思って、出演することを決めました。
CREDIT

取材・文/左藤豊


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